佐倉 紫

一月生まれ。水瓶座。TL小説家。紙書籍、電子書籍など著書いくつか。夫、娘○子(六歳)、…

佐倉 紫

一月生まれ。水瓶座。TL小説家。紙書籍、電子書籍など著書いくつか。夫、娘○子(六歳)、息子○市(四歳)と四人暮らし。このアカウントではTwitterや既存のブログとは別に、ただただ独り言を書き連ねていきます。雑記帳。

最近の記事

商業誌デビュー10周年

 2014年2月14日。それがわたしの最初の書籍が出荷される日だった。  出荷日、なので実際に本が店頭に並ぶのはその翌日以降なのだが、その辺の事情を考慮するのは大変に面倒くさいので、わたしはこの日を『プロ作家デビュー日』としている。  2月14日と言えばバレンタインデーでもある。基本的に記念日を覚えておくのが苦手な人間なので、世間一般のイベントの日がデビュー日になったのは、覚えやすくて大変ありがたいことであった。  本が並ぶのは翌日以降とわかっていても、やはり人生初の書籍が

    • 佐倉紫の小説書いてみようぜスペース第三回用テキスト

      ○「一人称と三人称」というテーマでお話しさせていただきました。スペース内で出てきた例文を記載しておきます。 《例文1 背後からテニスボールが飛んできて頭に当たった(主人公が見えない場所)》 【一人称】  テニスコートではテニス部の生徒が大会に向けて練習中だ。 (暑い中よくやるなぁ)  ってぼんやり歩いていたら、いきなり後頭部にガンッとなにかぶつかってきた。驚いたのと痛いのとで思わず「いったぁ!」って叫んじゃう。  頭を押さえながら振り返ったら、テニスボールが足に当たってコ

      • TL作家がファミレスで小説書いてみた②

         前回の記事『TL作家がファミレスで執筆してみた①』を踏まえて、今回は「ではどのファミレスが執筆するのに適しているか」を検証していく。  この記事においては作者の独断と偏見が大いに含まれた内容になるので、各自あくまで参考程度に読んだ上で、実際に足を運びご査証願いたい。  また筆者は現在小学一年生と年中さんの母親であるため、執筆時間は子供たちが出かけてから帰宅するまでの時間となる。  小一の娘が出かけるのが七時半、年中の息子の幼稚園バスがくるのが八時、そして帰りは十四時、娘は

        • TL作家がファミレスで小説書いてみた①

           新型コロナウイルスのせいでいろいろ落ち着かない昨今。筆者も子供が通う小学校、幼稚園の休校、休園のおかげで、五月が終わるまでまったく仕事が進まなかった。  おかげで六月に入ってから「死ぬ気で執筆しないと月末の〆切やばい」という状況に陥ることに。  そんなわたしが〆切死守のために採った方法――それが『家ではなく外で執筆する』というものだった。  さて、その結果どうなったのか。2020年六月後半を使って検証してみた。 1 なぜ外で執筆しようと考えたのか 2 執筆できる場所はど

        商業誌デビュー10周年

          当事者意識がない夫による妻のストレス

          今回の記事は半分以上が愚痴だ。五歳と四歳の子供を持つ在宅ワーク妻が夫への愚痴を吐き出したくて取りかかったようなもの。 補足しておくが夫はまったく家事育児に無関心というわけではない。また家事に対して完璧も求めない。 わたしが「今日は疲れたから台所に立ちたくない。晩ご飯のおかずなんか適当に買ってきて」と言えば、スーパーやコンビニに行っておかずを買ってきてくれる。ついでになんか甘いものも、と言えばプリンを買ってきてくれるような夫だ。 早く帰ってきてくれた日は肉体労働で疲れていても、

          当事者意識がない夫による妻のストレス

          献血に行ってきて思ったこと

           なんだか最近、秋葉原の献血センターに漫画の女性キャラ(巨乳)のポスターが貼られていることで、なんやかんやとTwitterが騒がしくなっていた。こんなキャラを献血の場に提示するなとか、オタクの血液はキモいやらなんやらかんやら……  言うのは別にいいとして、この話題の最先端を行きたいと思うならもう『献血をしに行く』の一択しかなくね? と個人的には思うのだ。  騒ぐばかりで献血しない奴らが外からやんややんやと騒いでいるのを尻目に、献血できる場に優雅に赴く……これこそ最高&クール、

          献血に行ってきて思ったこと

          怒りを表に出すということ

           今朝、夫は朝の三時半に目覚めて出社していった。  自分のチームが担当していた物品を現場に納品したのだが、いざ組み立てようとなったときに、物品の形が指定していたものと違うとの指摘があった、ということらしい。  そのことの謝罪と、物品の作り直しのために、真っ暗闇の中を出かけていったのだ。  昨夜そう説明した夫はため息を繰り返して怒っていた。  その物品を作ったのは自分ではなく、同じチームの同僚らしく、最初に一つ作って見せにこられたとき、夫は「向きが違うから直して」と指摘した。

          怒りを表に出すということ

          東日本大震災(震災翌日から)

          その後も震災の影響は続いた。個人的には最初の二週間程度は騒がしかった記憶がある。 一番は計画停電。わたしの勤める店舗は計画停電の対象地域からは外れていたが、こういうときこそ社会に貢献している体を見せるべきだということで、周辺の地域と同じ時間に店舗を閉めることに店長が決めた。 だいたい13時や14時頃にその時間がくるので、店舗内にマイクで放送を入れ、訪れていた客にも閉店時間を知らせるのに奔走した。 だが客は帰っても従業員は帰れない。特に遅番の時間は仕事がなくなるので、わたしも

          東日本大震災(震災翌日から)

          東日本大震災から八年(わたしの震災当日)

          あれからもう八年――あっという間だった、と思うけれど、たぶんあのとき被災した現場にいて、被災した方々にとっては、つらい日々の連続だったのだと思う。 今から八年前の今日――2011年3月11日、東日本大震災が発生した。 当時のわたしは社会人一年目。わたしの一つ上の世代までは、割と景気がいい中で、スムーズに就活を終えることができていた。 が、わたし学年からリーマンショックの影響をもろに受け、就職氷河期に入ってしまうという微妙な不幸に襲われた。 そんな中、わたしがようやく内定を

          東日本大震災から八年(わたしの震災当日)

          ワンオペ育児でも腐らずにいられる理由

          なにかと話題になりがちなワンオペ育児。家庭において、主に育児と家事をメインで行う側(だいたいは母親)が陥りやすい。かくいう我が家もワンオペ育児である。ワンオペしているのは妻であり在宅ワーカーのわたしのほうである。 ワンオペ育児と一口に言ってもいろいろあるらしく、たとえば『平日のみワンオペ』(週末や祝日などは夫が家にいるのでそのときは家事と育児に協力を得られる)とか、『平日休日関係なくワンオペ』(夫が常に家にいないので平日も休日も変わらず妻一人で家事と育児を回している)とか、

          ワンオペ育児でも腐らずにいられる理由

          せっかくnoteに登録して、おまけに手洗いのせいで手が荒れるとまで書いたのに、あえなく娘から胃腸炎うつされた。生理痛とのダブルパンチで現在ダウン中。世の中とはかくも上手くいかないものである。

          せっかくnoteに登録して、おまけに手洗いのせいで手が荒れるとまで書いたのに、あえなく娘から胃腸炎うつされた。生理痛とのダブルパンチで現在ダウン中。世の中とはかくも上手くいかないものである。

          手洗いを頑張る代償

          2019年1月8日。今日も私が住む北関東の某所は晴れ。天気予報で連日伝えられているのは「とにかく乾燥していてカラカラです」ということ。 というのも東京は昨年12月24日からずっと天気が崩れず、連続して晴れの日が続くということで新記録を出したとかなんとか。毎日布団が干せるのはありがたいことだが、晴れても別にぽかぽかと暖かいわけではなく、むしろ山から吹く風はびゅーびゅー強いし、冷たいし寒い。ビルが建ち並ぶ東京であればさらなる寒さは必須であろうて。 さて、そうなると気をつけるべ

          手洗いを頑張る代償

          noteを始めることにしました。こちらは既存の佐倉紫のブログともTwitterとも違って、本当にどうでもいいことを書き連ねるだけのものになります。Twitterで140字で書くには足りなくて、でもブログに長々書くには短いような、あるいはちょっと適さないような内容を書いていきます。

          noteを始めることにしました。こちらは既存の佐倉紫のブログともTwitterとも違って、本当にどうでもいいことを書き連ねるだけのものになります。Twitterで140字で書くには足りなくて、でもブログに長々書くには短いような、あるいはちょっと適さないような内容を書いていきます。