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Gospel live

こんばんは。

昨日は3連休の中休み。
元々はのんびりする予定だったけど、弟君が都内の教会で Gospel liveをするということでお邪魔してきました。

コロナもあって彼のライブ自体もう何年も行ってなかったし彼に渡すものもあったから。と言っても兄弟で呼んでいる漫画の新刊と大阪土産といった他愛もない物ばかりだけど。

弟君は元々子供の頃から絶対音感があって、テレビでCMで聞いた曲をすぐピアノで弾いていた。中学からは学校の部活でクラリネットを始めて、中高6年間で3度吹奏楽の大会で日本一になっている。1年で364日はクラリネットを吹いていた彼が大学では今まで通り打ち込めないけどやはり音楽と共にやっていきたいと始めたのがGospelだった。
もともと我が家は両祖父母から全員クリスチャンなので、キリスト教の宗教音楽ということで親しみがある部分もあったと思う。特に仲間と共に神様を賛美するというスタイルも彼の音楽性と宗教観があっていた気がする。
そんな彼が大学卒業もGospel singerとして歌い続ける中迎えたターニングポイントは、当時勤めていた商社でのNY赴任。現地で礼拝でも日常的にGospelを歌う現地のblack localの教会に通い、そこでクアイア(聖歌隊みたいな賛美歌を歌い上げるチーム)に入り一緒に歌わせてもらっていたという。元々特別熱心なクリスチャンという訳ではなかったけれど、神様を生活の軸に置く現地の人々の賛美としてのGospelに感化されて、歌だけでなくクリスチャンとしてもより信仰を深めてきた。その結果、日本で帰ってきた時に音楽としてのGospelに違和感を覚え、彼は宗教音楽としてGospelに拘って歌っている。そうした思いに対して「礼拝にもGospelを取り入れるのも良いじゃないか」という牧師先生の温かいご理解もあって東京は赤坂教会で第二日曜日に賛美させていただいている。今回もそんな流れから別の教会で機会を得てGospel liveをさせていただく運びとなった。

そんなわけで久しぶりのライブだけど、Gospel liveはいわゆるクラシックの演奏会と違って(恥ずかしながらいわゆるミュージシャンのライブには行ったことがないのでそことの比較は出来ないんだけど)ずっと立ってクラップしてなきゃいけないので、元気じゃないと気軽に行けない。
そう思いながら行ったけど、生音と声量のある歌というのは聴くというよりは浴びるという感覚に近くてその波動のせいか心地が良い。MCもちゃんとキリスト教に関して触れるどころかしっかり説明していて(基本聴きに来ている人はクリスチャンやその関係者で多少なりとも理解はされているけれど)キリスト教に関して知識がない人でもわかりやすい。しかもところどころできちんと笑いを取っている。
なんなんだ、あのプレゼン力というかコミュニケーション力は。いつもながらに同じ兄弟とは思えない、圧倒的な違いを感じて誇らしいやら呆れるやら。

今回は彼個人というよりはピアノを担当する彼の相棒君とのユニットが軸になったライブで、その彼も本当に楽しそうにピアノを弾くし、本当にGospelを愛して曲にしている良いコンビだ。
福岡、福島、愛知からもゲストシンガーにご参加いただき、バックコーラスのクアイアの皆さんとのセッションもあり、会場全体が一体感を持って幕を閉じれたので良いLiveだったと思う。

文化の日を取り戻すような、Gospelに音楽と共に神様と共にいるというクリスチャンとして満たされた土曜日。
もしご興味が湧いた方がいらっしゃれば、弟君のInstagramをフォローして今後の活動を見守ってあげていただければ兄弟としても有難いです。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。

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