こんにちは！
今日は現在香港大学で行われている生徒会選挙(HKUSU)について書きます。

日本の大学での生徒会は大学内のイベント、しかもそこまで騒がれないもののように感じますが、香港大学の生徒会選挙はなんとテレビや新聞にも取り上げられるのです。

香港大学の生徒会と限定されている理由は、香港大学が香港で最も歴史のある大学で、今まで歴史的瞬間の多くに携わってきました。例えば雨傘運動のような民主化運動では香港大学の生徒が最前線で活動していました。そのため、香港大学は自然と中国派の香港政府を監視するような存在となっていきました。香港大学の生徒会は学校内のことだけでなく、政府の方との対面等も仕事の一つにあります。このようなことから今までの生徒会は反政府派の人々がなってきたのですが、今年は立候補している人が全員政府派であるため、例年以上に注目されています。私の周りの友達も香港大学が香港大学の役割を失ってきていると怒っていました。

立候補者の一人はプレイボーイという噂があるのと、三人で出馬しているグループの一人は奇しくも私の寮にいた人で、忙しくなる直前に寮の生徒会を辞めてしまったため全く信頼されていません...。

みんなの予想では否決され、今年は生徒会がいないだろうと言われているのですが、来年以降どうなるのか気になります。

South China Morning Postの記事の一つをシェアしときます！

https://www.scmp.com/news/hong-kong/education/article/2184815/university-hong-kong-students-vote-massively-against-all