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眼球を舐められたい_2024/01/07

祖母の家から貰ってきたレターケースに、1銭硬貨と神拝詞が入っていた。
ヤッタア!





「KALPA」という音ゲーを始めた。

フリックがなく、単純なタップのみ。フリック苦手くんには朗報である。
ただ、その分ノーツの密度は高く、十分難しい。僕はまだHARDとHARD+をうろうろしている。

かなり素早い操作が求められるので、前腕の筋肉が鍛わってきている気がする。特に筋トレもしてないのに、確実に筋肉が肥大化してきている。





この前散髪をしにいったら、ヤバTの「あつまれ!パーティーピーポー」の英語版リミックスが流れていた。

我ながらよく気づけたと思うし、美容師のセンスがよく分からない方向に尖ってるなと思う。





お正月に生ハムを貰った。

人生で初めて生ハムを食べた。
美味しいが、あれはお酒と一緒に食べるやつだな。単体で食べていると2枚目の途中くらいで飽きてきた。
お酒が飲めるようになったらまた挑戦しよう。





親戚と、パンが食べ放題の洋食屋に行った。

店員さんがパンカゴをテーブルに持ってきてくれてそこから選ぶというシステムで、ミスった。
宴もたけなわになってきた頃に店員が来て、僕はイタチの最後っ屁として「全種類1つずつください」と言った。ぱっと見3, 4種類くらいだろうな〜と思っていたら、8個渡された。8個食った。





0時に寝て4時に起きて「ツィゴイネルワイゼン」を観て、それからまた寝て11時に起きた。そんな生活。



ジキルとハイドのような、青地と中砂。

よく分からないけどとにかく美しい。
この分からなさは決して悪いものじゃなくて、解釈の余地があるということだ。

大正のレトロモダン。これも邦画にしかできない所業だ。
女だけじゃなくて男も美しい。
こんなの影響されるなと言うほうが無理だわな。中砂が"ち~!"すぎる。僕も和服の上に外套を羽織りたい。そして砂浜で群衆を背負い投げして鰻を喰って眼球を舐められたい。

分からないなりに考えてみたが、世界はそんなに単純ではないよ、ということをこの作品は伝えようとしてるんじゃないだろうか。
バイロケーションやドッペルゲンガーは決してあり得ないことではなく、生死の境もはっきりしない。もしかしたら因果もクソもないのかもしれない。

このメッセージに合わせられているのが、幻想的でエロティックな雰囲気。
粋と幽玄という日本的な美的概念が詰め込まれている。粋というのは「運命によって<諦め>を得た<媚態>が<意気地>の自由に生きる」ことですからね、奥さん。

古めの邦画は初めて観たけど、こういう雰囲気、非常に好きだ。
とりあえず黒澤明とか有名どころに手を出してみようかな。




「E.T.」も観たが、「ツィゴイネルワイゼン」の衝撃がすごすぎて脳の中で記憶が埋もれてしまっている。





昨日は……ヒックしゃっくりが……ヒックめちゃめちゃ……ヒック出る日だった……ヒック。


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