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はじめまして(PROFILE)☺︎旅と地域の編集者として働いています

はじめまして。旅と地域の編集をしている柿原です。旅にまつわる仕事がしたいと上京して編集という仕事に出会ってはや20年。つくった会社は10期に。思考の整理と記録のためにnoteを始めました。

プライベートでは2児の母(小学生と保育園児)。このnote開設は娯楽としての自分への誕生日プレゼント。期限限定の方が楽しめる性格だから書くのはとりあえず1年限定。なので、SNSの日記とは分けてアーカイブ価値のある題材を記したい。例えば、自分の思考法の整理、業務上でよく相談されること、編集レクチャーなどでよく聞かれること、気づけばこの説明何度もしてるから大事なんだな、ということ。

書くのは、2人の娘の習い事の送迎待機時間(あっっというまなんだな〜)。
そんなんでどんだけ書けるって言うだよって? こっちが聞きたい。

Profile
柿原優紀(かきはら・ゆうき)
たらくさ株式会社・たらくさ文化旅行舎 代表取締役
編集ディレクター / 旅行業取扱管理者 
大阪・神戸育ち。英国Glasgow芸術大学を経て、京都精華大学芸術学部デザイン学科卒業。 専攻は映像(日)と写真(英)。出版社にて旅やライフスタイルジャンルの書籍や雑誌編集に携わり国内外の取材活動を行う。その後、東京渋谷にて編集事務所を設立(現在は東京都調布市)。

自社事業や制作にて、2014年 総務大臣賞受賞、2015年度 グッドデザイン賞をシステム・サービス部門で受賞、第3回日本国際観光映像祭にて国際部門Cultural Tourismにて優秀賞受賞。terres travel festival 2021 にてTourism Services / Business Action 金賞受賞。

現在は主に、地方自治体や地域事業者のみなさんと一緒に、観光計画策定、観光メディアや宿泊施設新設のディレクション、体験型観光コンテンツやルーツづくり、ツアー実施などを仕事とする。

旅をライフワークとする大人のための地方文化探究旅行を企画。また、都市部の子どもたちと地方文化探究に出かけるキッズツアーも企画(それにあたって実は一般財団法人日本キッズコーチング協会認定キッズコーチングアドバイザーを取得)。

境界線があるのかないのか会社公式のSNSと私的なSNS
たらくさ文化旅行舎note(自社企画の旅の紹介)
たらくさ文化旅行舎Instagram(地域観光・メディア編集の仕事の紹介)
@yuukiburg/柿原個人のX(編集の仕事のこと、旅の仕事のこと)

土地の力を守りながら育てるためのものづくり
(仕事と会社について)

「たらくさ株式会社」は、出版社から独立した編集事務所を基盤に、旅行業務に携わる「たらくさ文化旅行舎」を併設した会社です。東京の事務所を拠点として、全国各地北から南にて仕事をしています。たらくさの仕事は主に、東京を含む各地域での観光促進やまちづくりにまつわる企画・制作・実施・運用。活動ポリシーは、「土地の力を守りながら育てるためのものづくり」
ざっくり言うと、地域の観光ブランドづくりから、実装計画、そして、広報活動やそれに必要なメディアづくり、旅行商材づくりと試運転まで。まるっとご一緒できるのが強みです。地方出張に出かけていない時は、都内のデスクで制作作業に明け暮れています。
▶︎たらくさ株式会社Webサイト

たらくさの制作(抜粋)
⚫︎「ほんものにっぽんにのへ」:Webサイト、観光ブランド作成、観光映像
⚫︎宿泊施設「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE」:Webサイト、コンセプトメイク
⚫︎「deep line trip Japan」:Webサイト
⚫︎日本遺産「奥南部漆物語」:オーディオガイドWebサイト
⚫︎宿泊施設「カダルテラス金田一」:施設ネーミング、施設コンセプト、ロゴ
⚫︎無角和牛ブランディング:Webサイト /映像
⚫︎「ほのぼの 旅する 会津美里」観光映像:映像ディレクション
⚫︎書籍『ばあちゃんの幸せレシピ』(著者・中村優)編集

「つくること」と「旅すること」
のロマンに惹かれて(経歴)

「編集」や「まちづくり」といった題材で講演やワークショップなんかに呼ばれた際に、特に若い人に「どうやったら旅を仕事にできますか?」「編集者ってどうすればなれるんですか?」と数えきれないほど聞かれてきました。
20年前、まったく同じ問いを抱きながら、やみくもで手当たり次第で体当たりな日々を送っている私がいました。いつもは説明ならないそこからの道のりはこんな感じ。

▼美大浪人を経て、日英の美大で写真と映像を学び、一年遅く社会人に。
▼就職のアテもないまま、華々しい就職が決まった同級生を相方に上京。
▼沖縄料理店に拾われてアルバイトで食い繋ぎながら、出版社白夜書房の旅雑誌『NEUTRAL(現TRANSIT)』編集部の門をたたき編集アシスタントに。
▼編集部を離れ、フリーランスとして旧『NEUTRAL』と新『TRANSIT』、その他の媒体にてアルバイト程度のページ執筆やイラスト制作。
▼出版社宝島社との契約にて『別冊宝島』やその他ファッション誌、教材などの編集部へ。
▼雑誌『ecocolo』を発行する出版社エスプレに移籍。フリーペーパー、ライフスタイル系書籍、企業媒体などにて国内外の取材を担当。やっと一人前。
▼出版社を離れ、フリーランスエディター兼ライターに。サステナブル系、ビジネス系コンテンツ依頼を中心に、企業経営者や社会起業家を追いかけての途上国取材、ガイドブック取材(昭文社『トラベルデイズ』など)での海外・国内地方取材を重ねる。この頃には雑誌、Web関わらずの執筆、雑誌の特集単位、冊子から書籍までのサイズなら企画から取材、執筆、編集、印刷製本納品が可能に。
▼国内外の取材を重ねるなかで日本の地方文化の魅力に強く惹かれ、軸とするように。
▼受ける仕事の規模が大きくなり、チーム単位での大きな制作を行うためと、女性が長く制作業に携われるための形を描いて株式会社化。
▼メディアが持つ影響力や魅力を変わらず感じる反面、地方における課題の根本に本質的にコミットしたいと考え、地方自治体の地域観光計画の策定や、地域事業として生まれる観光企画に携わる。
▼2児の出産を挟みつつ、変幻しながら仕事を続ける。
▼観光の仕組みの立ち上げと運用の実践を担えるように国家資格である旅行業務取扱管理者資格を取得し、東京都に登録。企画だけでなく、旅行会社との販売連携、手配、広報、アテンドを行う。

と、思えば遠くに来たもんだ。でも、描いていた「旅の仕事」と「編集の仕事」はどちらも叶い、それなりに楽しく生きている。1ステップごとのお話はまた。

来世は締切に追われない、徹夜のない仕事に就きたい。
でも、今世のお仕事のご依頼はtaraxacumcompany@gmail.comへ!!


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