こんにちは。



未来書き換え自分年表作成講座
ファシリテーターの永山由記です。



突然ですが皆さんは
ご自身の「価値」って
何だと思いますか？



実は、以前のわたしは



「自分の価値＝お金を稼いでいること」



だと思っていました。



これは、本当に無意識に
思っていたことだったのですが



かつて、この価値観があったことで
自分で自分の首を絞め
苦しくなっていたんですよね…。



ですが今では
この価値観から解放され
楽になったと同時に



そもそも「自分の価値とは？」と
眉間に皺を寄せて考えることすらも
なくなってきたと感じていたりします。



今日は、そのきっかけや
手放せた経緯について
自分でも振り返ってみたいと思い
ここに綴っていこうと思います。



わたしもそうかも…
そう思われた方は
ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

わたしが初めて自分の中で
「わたしの価値って何？」と感じたのは
専業主婦になったときでした。



それまではフルタイムの会社員として
とにかくがむしゃらに
仕事と家事と育児をこなしてきて



それこそ自分の価値なんて
考える暇もなく
ただただ、目の前のことをこなしていくのに
精一杯でした。



そんなわたしでしたが
２人目を妊娠中に
突然、切迫早産となり
そのまま退職することになったんですね。



当たり前に、定年まで
働くと思っていたので
退職は本当に突然で
そしてあっけないものでした。



その後、２人目を出産した後
ある日ふと、思ったんです。



『わたし今日、授乳とおむつ替えしかしていない…』

里帰りをしていたので
母にもそのことを伝えると
「当たり前でしょ、産後なんだから」と
言われただけでした。



でも、だんだんと
家事と育児しかしていない自分が



“何の生産性もない、無価値な人間”



だと、思うようになっていったんですね。



もちろん、子育てというのは
お金を稼ぐ以上に
尊い体験だというのは
頭ではわかっています。



けれど、どんなに試行錯誤して
こうでもないああでもないと
右往左往したところで



誰からも評価されず
周りからは母親として当然として見られ
もちろん対価もない。



次第にわたしは
そんな自分に価値はないと
焦りを感じ始め



その余裕のなさから
夫に当たり散らしたり
子どもにイライラするように
なっていきました。



わたしをここまで
追い詰めていたのは
色々な要因があると思いますが



その中でも
やはり大きかったのが



「自分の価値＝お金を稼いでいること」



という価値観だったんです。



でも、誰かに
自分の価値は収入で決まるなんて
当時、言われたわけではないんですよね。



この価値観は、幼少期から
知らず知らずのうちに
作り上げられたものだったんです。



というのも、わたしの両親は
自営業で、現在もバリバリ働いていて



子どもの頃から常に
仕事に忙しくしている
両親の背中を見てきました。　



そんな姿を見て
子どもながらに



『小さい子どもがいても、お母さんでも
バリバリ働くのがいいことなんだ』



いつの間にかそう思うように
なっていったんですね。

さらには、母が
専業主婦の叔母のことを
「世間知らずで苦労していない」
と言っていたのもあって



稼いでいないことは悪いこと
恥ずかしいことなんだ！と思い



まさに



“働かざる者、食うべからず”



そんな空気が家の中にあって
それが社会一般的な常識だと
思っていたんです。



だからこそ、専業主婦になったときは
その“社会一般的”から
自分は外れてしまったんだと



そんな自分はもはや
何の価値もないんだと
自分の生きる意味のなさすら
感じていたんですね。



それは、パート勤めを始めた後も
会社員時代の収入と比べてしまい
なくなることはありませんでした。



そこに存在しているだけで
十分価値がある、なんて



当時の自分には
綺麗ごとにしか
聞こえなかったんです。



ここまでの経緯というのは



“人生の棚卸”



をしたことによって
見えてきたものでした。



棚卸を通して
無意識下にあったものと
改めて向き合うことが
できたことで



この価値観というのは
両親や周りに
強要されたものではなく



わたし自身が体験から
思い込んでいたことだったんだ！
という気づきがあったんです。



だとしたら、この価値観を
握りしめたまま生きていくのか



はたまた、手放す方向に
進んでいくのかも
自分自身で決められることであり



人生の選択権というのは
常に自分自身にあるんだと



これまでの人生を振り返ったことで
強く思うことができたんですね。



そこでわたしは
もっと自分の可能性を
信じてあげたり



『もっと自分を大切にしてあげたい』



という、長年の重責から
解放されたような
本心の願いが
心の底から沸いてきて



起業という選択肢を
選んだんですね。



なぜ起業だったかというと
それが一番
自分が自分の思うように
生きられる道
だと思ったからです。



（会社員時代は、職場の人間関係や
会社のルールに縛られて、疲弊していたんですね）



そこから、今のように
発信活動を続け
目の前のクライアントさんと
全力で向き合っていくなかで



いつの間にか
自分の中から



「自分の価値＝お金を稼いでいること」



ということを、考えることすら
なくなってきたんですね。



おそらく、自分の望む生き方を
追求してきたことで
わたし自身の気持ちが満たされ



“自分の価値を、わざわざ
自分でジャッジする必要がなくなった”



からではないかと思っています。



そして、会社からのお給料ではなく
自分の力で得たお金で
子どもたちのものを
初めて買ってあげられたとき



そして、喜ぶ顔を見れたときは
自分を誇らしく思えたというか



何とも言えない、満たされた
幸せな気持ちになったんですね^^

さて、長くなりましたが
もしあなたの中に



「自分の価値＝お金を稼いでいること」



という価値観があるのだとしたら
それって



一人の人間としての
自立を望んでいること



自分の人生を生きたい！と
願っていること



この、表れだと思うんですね。



わたしはこの価値観で
苦しんだ時期もあったものの



この辛かった時期が
自分本来の人生へシフトすることを
促してくれたと思っています。



これはわたしの経験ではありますが
何かしらヒントや気づきがあれば
嬉しいです^^



さて、お話の中にありました
わたしたちの今の性格や価値観が
どのようにして形成されるのか？



そして、それを紐解いていくための
“人生の棚卸”の方法について書かれた
無料電子書籍をプレゼントしています。



『自分の人生と照らし合わせて
すとんと腑に落ちました！』



というご感想も
たくさんいただいておりますので
ご興味のある方は
こちらから受け取ってみてくださいね。



ではでは、素敵な週末を
お過ごしください^^

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