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美しきスリランカ

こんにちは!yukiです。

旅の出発前・出発後ともに慌ただしく、
なかなかnoteに手をつけられないまま、
気づいたら大晦日になっていました...!

せっかくいただいた温かいコメントへの
ご返信が遅くなってしまったこと、
お詫び申し上げます。

また、noteを開けなかった間に、
記事を読んでくださった沢山の方々にも
感謝申し上げます。

現在、おかげさまで、
順調にスリランカの旅を続けています。

今回は、旅行記よりは軽いですが、
スリランカの空気を楽しんでいただけるように
簡単な文と写真で記事を作ってみました。

楽しんでいただけますように!



魅力あふれるスリランカ


インド洋に浮かぶ、
九州くらいの大きさの島国・スリランカ。

スリランカに到着して空港を出ると、
強い太陽の光が目に飛び込んできました。
同時に、ムワッとした熱気に包まれます。

実に4年ぶりの海外
思わず頬が緩みました。

実は、スリランカには、
過去に行きたいと思ったことがありませんでした汗

気になってはいたものの、
お隣のインドの引力が強すぎて、
わざわざ行こうとは思わなかったのです。

今回、
たまたま飛行機が激安だったのと、
日本人の観光ビザ免除措置がとられていたので、

「インドやネパールの前に寄ってみるかな」

という程度の気持ちでスリランカに来たのでした。


しかし。

スリランカは、
想像をはるかに上回る、
魅力あふれる国だったのです。

「3週間あれば十分でしょう」
と思っていたものの、全然足りない…!

そんなスリランカの魅力は、
なんと言っても“人”だと感じています。


あたたかい人々


スリランカの人々は、
老若男女問わず、
シャイな人が多いように感じます。

街を歩いていると、
チラッとこちらを見られることが多く、
最初は「何だろう」と気になったのですが、

目が合った時にこちらから微笑めば
すぐさま微笑み返してくれる人がほとんどです。

節度があるというか、
何とも心地良い距離感なのです。

話してみると、
とにかく親切であたたかい人が多い。

祈祷、祭事、食事といった場面でも、
“仲間”として招き入れてくれるのは、
本当に嬉しいことです。


たくさんの人やシーンに出会うため、
じっくりゆっくり旅したくなる…
スリランカはそんな国だと思います。


人々と祈り


スリランカは、
仏教国というイメージが強いかと思います。

確かにその通りで、
国民の約7割は仏教徒のシンハラ人です。

あちこちに立派なお寺があり、
人々が日常的に訪れて
祈りを捧げる場となっています。

スリランカのお寺の特徴は、

  • 仏像

  • 仏舎利塔(パゴダ)

  • 菩提樹

の3つが必ずあること。

日本のお寺って、
有名な場所を除いて、
ひっそりしていますよね。

スリランカのお寺は、
毎日たくさんの人が訪れるので
いつも花々やお供物に彩られています。

特に休日のお寺は、
朝早くから夜まで
大勢の人で賑わうのです。



シンハラ人の次に多いのが、タミル人です。

タミル人って南インドに多いイメージですが、
地理的に近いスリランカにも
昔からタミル人が住んでいました。

現在は、島の北部・東部や、
中央高原部に多く住んでいるそうです。



タミル人の多くはヒンドゥー教徒です。

ヒンドゥー教といえば
インドやネパールのイメージが強いですが、

スリランカでも、地域によっては、
濃厚なヒンドゥー教の雰囲気が漂っています。


また、数は多くないながらも、
キリスト教徒イスラム教徒もいます。

クリスマス前には街中にツリーが飾られ、
クリスマスムードが漂っていました。
(仏教徒の家にもツリーがありました!)

地方の教会で、
12月24日深夜からのミサに
参加させていただきましたが、
心温まる素敵な時間でした。


思うようには撮れないけれど


もともとスリランカにいる間は、
本格的な旅の前の肩慣らしというか、
「久々の旅だしペースを掴もう」
くらいに考えていました。

しかし、
神様が助けてくださっているとしか
思えないような出来事が続き、
充実した旅にしていただいています。


まだ旅を始めて2週間弱ですが、
すでに深く感じているのは、

「表面上の差異はあるけれど、
 より高いところで私たちは同じである」

ということです。

以前の旅では、

「途上国の人より(物質的に)豊かな国に住んでいる」

というような境界を引く意識が、
心の底にあったように思います。

“差異”に目が行きがちだったのです。


しかし今は、
私たちは同じ」
だと心の底から感じています。

そう感じるようになったのには、
出発までの過程でほとんどの執着が消えたこと、
臘八接心を経験したこと、
仏教徒としての自覚を持って旅をはじめたこと、
などなどが要因かもしれません。

次々と良いことが起きるのも、
きっと心の状態のおかげでしょう。

しかし…
素敵な出会いがあるからといって、
写真まで良くなるわけではない

自分の未熟さに呆れる毎日です。

こればかりは、
自分の内にある灯火を頼りに、
真摯に取り組んでいくしかないですね。


今回、
「人の営み」をテーマに
撮影の旅をはじめました。

その中でも特に、
「人類共通のもの」を撮りたい、
という思いが強まっています。

世界のどんな民族の人が見ても、
自分たちと共通する何かを感じられるような…
そんな写真を目指していきたいです。


伝えたいことが伝わる写真を目指して、
一歩ずつ歩んでいこうと思います。


2023年、
記事を読んでくださった皆さまに、
心から感謝いたします。

2024年は旅の1年となりそうです。

しばらく更新できなかったnoteも、
少しずつ投稿していきたいです!


それでは、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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