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イスタンブールとサバサンド【トルコ旅行記4】

こんにちは!yukiです。

今日はトルコ旅行記の最終回です。


トルコは、

ラクに旅できて、
綺麗だけど程よくエキゾチックで、
観光地もたくさんあって、
食べ物も美味しくて、
人との距離感もちょうど良くて…

「海外旅行、どこがオススメ?」

と誰かに聞かれたとき、
僕は「トルコ」と答えています。


今回は、
イスタンブールの様子をお届けしますね。

うすーいイスタンブール滞在だったので、
写真多めにして補おうと思います汗

それでは、どうぞ!



イスタンブールの春の朝


イスタンブールに到着した翌朝、
4人が詰め込まれた
狭い部屋で目を覚まします。

ここは、世界遺産になっている
「イスタンブール歴史地区」の中心地。

それなのに1泊700円だったのです。
安いだけあって、超狭かった!

旅行会社の空き部屋に、
無理やり2段ベッドを詰め込んで
宿泊できるようにした感じです。
(旅行会社のオフィスから宿に入ります笑)

まあ狭いけど清潔ではあるし、
シャワーもキッチンも使えるので、
ギリギリ許容範囲でした。

支度をして外へ出ると、
冷たく爽やかな海風が吹いています。

イスタンブールの春の朝。

公園の方に歩くと、
すぐにアヤソフィアが見えてきました。

なんて形…!
フォルムも巨大さも、現実感がありません。


公園には、
焼き栗やとうもろこしの
屋台が出ています。

とうもろこしを買って、
おじちゃん、お客さんとお話します。

「イスタンブールには
 どのくらいいるんだい?」

「昨晩ついて、
 今日から3泊するんです」

「それじゃあ足りないよ!
 イスタンブールは広いんだ」


そう、確かに広いのです。

行くところを絞らないと。

次の国のことも調べないとなので、
ずっと観光しているわけにもいきません。


まずは“ガラタ橋”の方に
行ってみることにしました。

石の道に、
コツコツ足音が響いている。


ここイスタンブールの歴史は、
はるか紀元前7世紀ころ、
ビザンティウムという都市として始まります。

その後、4世紀に、
ローマ皇帝のコンスタンティヌスによって
「コンスタンティノープル」と改名されて以来、
20世紀までそう呼ばれ続けてきました。

2500年以上もの
長い歴史を持つ都市なのです。



ガラタ橋は、海に架かる大きな橋で、
この付近では「サバサンド」のお店が軒を連ねます。

イスタンブールに来たからには、
早くサバサンドを食べたい。

“サバサンド屋台船”では、
大量のサバが焼かれています。

ああ、懐かしいサバのにおい…!

さっそく買ったサバサンドは、
もうそのまんま、
日本で食べていた塩サバの味でした。

最高です。

簡単に作れますよ!塩サバ焼いて、野菜と一緒にパンに挟み、レモンを絞るだけです。


地元の人たちは、サバサンドと一緒に、
赤い液体をごくごく飲んで(食べて)います。

ピクルスらしいんですが、
色が衝撃的なので、
ちょっと買う勇気がない…笑

サバサンドを楽しんだ後は、
「イェニ・ジャーミィ」
「スレイマニエ・ジャーミィ」
と2つのモスクへ行ってみました。

どちらも、中に入ると、

「うわ…すご…」

と圧倒されてしまいます。

シャンデリアのような照明が輝いていて、
なんだか異空間に
トリップしてしまったよう。

しばらく座って、
神聖な空気に浸ります。


日本から、
ずいぶん遠くまで来てしまったなあ。

そんなことを考えながら。

大好きになった街


イスタンブールで
丸5日間過ごして思ったのは、

「この街、好き!」

ということです。

街の雰囲気が好きだし、
人との距離感もちょうど良い。

都会らしい殺伐とした空気を、
あまり感じないのです。

食事は、
ロカンタと呼ばれる食堂に行けば、
豊富なメニューから料理を選べます。

しかもエキメッキ(パン)は食べ放題!

そういえばトルコ料理って、
中華料理、フランス料理と共に、
“世界三大料理”って言われてますよね。


街を歩いていると、
虹色の階段があったり、


歩行者天国をトラムが走っていたり、


お掃除カーに出会ったりと、
街歩きにぜんぜん飽きません。

迷路のようなグランドバザールも、
ちょっとイランを思い出す賑わいで、
なかなか楽しいところでした。


先ほどのガラタ橋では、
男性たちがいつも釣りをしています。

ここでの夕暮れはとても美しい。


ガラタ橋の近辺には、

ヒッチコックか!

って言いたくなるほど鳥がいます笑



イスタンブールでは、
毎日4〜5時間は外に出ていましたが、
あとは宿のロビーで調べものをしていました。

飛行機でヨルダンに着いたら、
すぐにバスでパレスチナに
向かうことにしたのです。

イスラエルとパレスチナを巡ってから、
またヨルダンに戻ってくるという行程。

とにかく情報を集めないと…!


不穏な空気とブルーモスク


イスタンブール3日目、
歩いているだけで楽しかった
歩行者天国へ行くと、
なんと封鎖されていました。

空にはヘリコプターが飛んでいる。

近くの人に、

「何かあったんですか?」

と聞くと、

「セキュリティだよ」

と言っていました。

1か月ほど前に、首都のアンカラで、
大規模なテロがあったばかりです。
(※旅してたのは2016年です)

いつ何が起きてもおかしくないことを
改めて実感したのでした。

この先の国々も、十分注意しなければ。

「早めに行っといた方がいいな」と、
なかなか足が向かなかったブルーモスクへ、
ようやく行ってみることにしました。

敷地に入った瞬間から、
現実感のなさすぎる姿に圧倒されます。

なんなんだこの大きさは。

ブルーモスクの正式名称は、
スルタンアフメト・モスク

約400年前の建築で、
現在もモスクとして使われているため、
お祈りの合間の時間に見学できる感じです。

モスクの中は確かにブルーで、
とても美しい!

ただ、僕としては、
イェニ・ジャーミィや
スレイマニエ・ジャーミィの方が、
好きな空間でした。

そちらの方が
心が落ち着くように感じたのです。

(イスタンブールに行かれる方は、
 ぜひマイナーなモスクにも行ってみてください!)

イスタンブールの5日間は
あっという間に過ぎました。

トルコを出る飛行機は
朝5時台に出発するので、
前夜は空港泊(ベンチ)にします。

夜、トラムに乗って、
街の光を眺めながら空港へ。

ときどき、
ライトアップされたモスクが
目に入ってきます。

ちょっと気が抜けてたけれど、
体力は満タンにしてもらえた。
良いイスタンブール滞在だったな。


トルコは本当に好きな国となりました。
いつか必ずまた来よう。

旅は中東の国々へと進んでいきます。

トルコ旅行記 おしまい




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日を!



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