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【保育の場から】ふざけたい人たち

このところ、仕事で2歳児さんたちと関わることが多い。
集団になってる2歳さんたちを見ていて、不思議だなぁと思うことがあります。

それは、みんなふざけたいんだなぁ…なんでなんだろう、ということ。

以前からそうした振る舞いはたくさん見ているのだけど、本当に思う。
2歳クラスの頃になると、「わかってて」「大人をからかいたいという意思をもって」敢えてふざけていることがよく伝わってくる。

触らないでと言われたものに、保育者の顔を見ながら「やっちゃうよ?やっちゃうよ?」という挑発顔で触ろうとする、とか。
トイレに入るとニヤニヤしながら逃げ回る、とか。
ズボンを頭にかぶってみるとか、食事中に変顔見せてくるとか、とか、とか………

1歳児さんたちとの大きな違いは、本当はすべきでないことだと理解しながらやっている点。
大人の言うことを素直になんてやるものか、みたいな意思から来ているのなら、これもまたイヤイヤ期のひとつなんでしょうか。
注意されることもセットでわかっているはずなのに、結局注意されて怒るわけだから……難解です。

もちろん、うまいこと乗せたり、やってみたいと思わせたりするのも大人の仕事なんですけど、なかなかそう毎回上手くもいかないわけで。
そうして攻防は日々繰り返されるわけです。

なんなんだろう。
こんなアタシ・ボクだって愛してる!?愛してるって言ってよ!!
大きく受け止めてくれなきゃイヤ!!
……みたいなこと??

イヤイヤ期について、そんな振る舞いをしても受け止めてもらえると感じられることが愛着形成や自己肯定感を育むのに大切、なんて話も聞いたことがあるのですが。
なかなかお互い大変ではありますよね。
ちょっとしたこと(と大人には感じられること)に地団駄踏んで大いにキレてる姿とか見ると、逆に感心すらする。

すべての保護者、保育者の皆さま、ほんとお互いお疲れさまです。

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