世界の教育に追いつくためにまず出来ること

先日、海外の入試について紹介する番組、ニュー試をみました。

印象的だったのは、フランスのバカロレアという試験。
哲学が必修として入っており、受験者は哲学的な思考をもって記述式問題に答えないといけません。

一つの考えに固執することなく、様々な視点から物事を考えて比較していくことが、
民主主義を実現していくのに欠かせない、
という考えからきているということでした。

私の頭に浮かんだのは、
そんなふうに議論を戦わせて思考を掘り下げていくフランス式の教育に、日本の教育が太刀打ちできるのか、ということでした。

日本も、近年は試験に記述問題が増えてきているようですが、
フランスでは子供が幼い頃から親や先生が議論することを自然とさせている環境なわけで。

日本で子供たちに同じような環境を提供するには、
大人である私たちがまず議論をするスキルを身につけたり、哲学的な思考法を出来るようにならないとならないわけです。
 
子供だけに「さぁ、議論できるようになりなさい」とけしかけても、普段から論理的な自己主張をする習慣がなければ、難しいでしょう。

二人の子の親として、私も論理的な思考とその主張法を身につけ、実践しなければならないと感じています。

とはいえ、何から始めたらいいのか。

とりあえず、書籍を探して読んでみようと思います。

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