我儘な生き物
こんばんは。
とい、です。
先住猫と新入り猫の間で猫の女中(私)は、
日々格闘しています。
(どうにか仲良くなれないかな)って。
試行錯誤の日々です。
(なんで先住猫に喧嘩仕掛けちゃうんだろう)
(なんでそんなに鳴くんだろう)
(なんで、先住猫のご飯食べちゃうの)
先住猫は新入り猫を気にかけ、
優しい態度を見せるのに、
新入り猫はそれがよく分からない様子。
本気パンチを繰り出しては、追いかけっこ。
威嚇する時も、まだあります。
今日はゲージの前にデスクを置き、
新入り猫がゲージ内にいても寂しくないように、
目の前で書き物をしていました。
余りにも鳴くのでゲージから出した矢先、
風の如く走る先住猫に続き、
新入り猫がデスクの上を駆け抜けました。
寸の間、思考停止。
紅茶でビタビタの机と床、と教材。
(あ、これダメなやつ。)
瞬間湯沸かし器ばりに、静かにフィーと煙を出す脳内。
私から放たれる異様な気配に固まる猫たち🐈⬛🐈
(あ、柄はぜんぜん違います。↑)
新入り猫はゲージへ、先住猫は別室へご案内。
(どうすればいいのかな、気儘すぎるよ)
でも、そこで気付きました。
一番我儘なのは飼い主である私だ、と。
私たちが別居婚になれば、
長時間1匹の生活になってしまう。
猫は1匹生活も余裕だというけれど、
私と共に運動不足気味な生活を送る先住猫に、
(淋しくないかな)と投影してしまいました。
私たちが「この子にしよう」と飼ったのです。
先住猫が健やかに楽しく運動したり、
猫団子になって眠ったりして、
猫生を謳歌出来る様に、と。
私たちには、まだ子どもがない。
願望はない訳ではない、けれど
なければいけない訳ではない、という考えです。
どこかの記事にも書いたけれど、
「猫が健康に猫生を全う出来るように、
その為に仕事をして稼いで食わせていく」
ことが私たちの目標だったはず。
それを私、湯沸かし器は一瞬忘れかけてしまいました。
(もしも、この事に気付くのが、
自分の子供の時だったら?)
と、考えると恐ろしい。
私は以前、職場で
「といさんは、結婚向いてなさそうだよね。」
と言われたことがあります。
その真意はわからないし、
別段嫌な感じでもなかったので、
当時は何とも思いませんでした。
だからハラスメントではない。
でも、またその人に会ったら言いたい。
(結婚したよ。)
それに、
(自分が我儘なことも認識してるよ。)
新しいことの連続に動揺することも多いけれど、
今は目の前のことに一生懸命、
真正面から向かうのが良いと思っています。
それを教えてくれたのは、
今朝紅茶を溢した、猫たちでした。
私たちのところに来てくれて、本当にありがとう。
トップ画はsonoさんのイラストを
使わせていただきました。
ありがとうございます😊
とい。