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鉛筆と紙の薫り

(ヘッダーの画像は我が家ではなく、拝借したものである。なんて素敵な空間だろうか。)

暖色の灯りと壁に囲まれた空間で、小さく音楽を流しながら、小机に座る。部屋が温まり、心が落ち着いて寝るまでのひと時を過ごす場所として、先日秘密基地をウォークインクローゼットの中に作った。

普段は閉ざされている場所であるので、私にも特別な場所であるし、猫らにとっては、とっておきの遊び場となったようだ。
(時々、頭上からブランケットが落ちてくる…。)

ともかく、そんな狭い場所でも気分転換になるのだ。時間がある夜は、紙と鉛筆とを取り出して高校化学の教科書と睨めっこして、基礎から見つめ直すことにした。急がば回れとはよく言ったもので、(当たり前じゃん)と思っていたことでさえ、(ナニぃ!)と思うことも多い。

無印の落書き帳にサリサリと鉛筆で書き殴っては、鉛筆を削って薫りを漂わせていると、猫がなんだなんだと押し寄せてくる(危ない)。ニャアと言われたら、そろそろ寝るべしと言われてる印なので寝ることにしている。

なんだか、平穏だ。

猫が来た。ニャア。

おやすみなさい。とい。

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