昨晩、夫がランニングシューズを捨てていた。
5年も使ったんだよ、このランニングシューズ。これで北海道マラソンも完走したんだよなあ。思い出深いわ。ありがとうな。
そんなことを話しながら、シューズを入れたビニール袋をきゅっと縛り、玄関に置いていました。

末吉里花さんのはじめてのエシカルを読みました。

エシカル。
エシカルジュエリーなど、言葉としては知っていて、興味もあったものの、その価値だけあってお値段が高いもの…というイメージがあり、なかなか縁遠い存在でした。ですが、こちらの本を読み、まずは自分の出来る範囲で始めること、物を買うときにその背景に興味を持ち、吟味し、長く大切に使うこと、それがすごく大切なのだということを学び、ぐっと身近な言葉として感じられるようになりました。

私の夫は、かなり物持ちが良い人です。履きはじまて6年目の革靴を修理に出したら、平均寿命3年ですよ！と驚かれたり、このTシャツ大学生の頃から着てるんだよなあと事もなさげに言ったりします。付き合い始めた頃は、「え、それ買うの？高くない？」と見ていて思う買い物も多々ありましたが、今となっては、こだわって（何ならちょっと奮発して）選んだものを長く大切に使う、エシカルな消費をしているんだなあと尊敬の目で見ています。
かたや私は…UNIQLO大好き！シーズンの流行に合わせて買っては2年経たずにリサイクルに出す、というのが服であれ靴であれ定番でした。反省…。今では彼の影響で、悩んで悩んでこだわって、「これはずーっと大事に使うんだ！」と思って買った物も少しずつ、増えてきました。

君に決めた！
パートナーを選ぶような気持ちで、身に纏うモノたちを選んでいきたいなと思っています。

明日はどの靴を履いて行こうかな。ワクワク。