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大人になれば、自分の風貌に責任を持つべきである

「40歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持て」

第16代アメリカ大統領 エイブラハム・リンカーン

「20歳の顔は、自然に与えられたもの。30歳の顔は、あなたの生活が形づくるもの。50歳の顔は、あなたの価値が表れるもの。」

ココ・シャネルが残した言葉
世界的有名ブランドのシャネル。
シャネルのマークを知らない人は少ないですよね。

私も40代を過ぎ、ますます身に染みるお言葉たちです。親からもらった、ほぼ遺伝子の影響としての生まれ持った顔のつくりや体の姿・形は、たしかに20歳ごろまでだと思います。
親が作ったごはんを食べ、親のお金で買った服を着て、親や家庭の生活スタイルで育っているうちは、自分の容姿を遺伝や環境のせい、またはお陰と言っていいはず。たぶん。

でも、大人になり、何をどれぐらいの量食べるか、運動する習慣があるか、嗜好品の節制はできているか、基本的な生活習慣はどうか、どんな服・靴やカバンを身に着けるか、髪型やメイク・身なりに気を配っているか、等々を自分で考えて自分で選択できる年齢になれば、風貌に自己責任を持たないといけないと思います。
顔は、年齢とともに性格がにじみ出てくるものだというし。

別に、ブランド品や高価な物を身に着ければ
いいって話じゃあない。無地の白Tシャツを
着ていても、素敵に見える人は見えるから。

【風貌】とは、単に顔や体型だけではなく、身に付けているものや顔の表情・仕草・雰囲気・オーラや振る舞いなど、見た目の印象すべてを表すものだそうです。


①第1印象は見た目が何割? 3〜5秒で決まるとも言われる。

「メラビアンの法則」による、人の第1印象の受け方の割合です。

話の内容や中身なんて、1割以下らしいよ!

もちろん、絶対的な法則ではないでしょう。どんなシーンなのか、例えば就活の採用面接なのか・男女の恋愛なのかでも変わるでしょうし。何を重視するかも人によります。

でも、だいたい会って3〜5秒ぐらいで、「自分の好きなタイプ」か「苦手なタイプ」か「特になんとも思わない」か、のざっくり3分類ぐらいはできてしまうと思います。
そしてその第一印象を覆すためには、8回ぐらい会わないと変えられない、のだとか。だいたい、苦手だと思ってしまったら8回も会わないだろうし、初対面で受けた印象がいかに大きいかが分かります。

②私が好きなタイプは?異性or同性関わらず。

私は既婚の40代半ばだし、異性であれ恋愛感情云々を考えることはもうありません。
でも性別関係なく大人の人間関係として、趣味の仲間や仕事絡みでも日常生活でも何でも、初対面から
「この人はなんか感じが良くて、気が合いそうだな」
「もっと知りたいし、ゆっくり話してみたいな」
「信用できそうな人だし、これからもお世話になるかもしれないな」
と感じる好きなタイプの人、というのはあります。

第一印象は、やはり見た目の雰囲気が占める
割合が大きい。人間だもの。

そういう人の風貌は決まって、【明るくて清潔感がある人】【ポジティブで行動力がありそうな人】【身体も心も健康そうな人】【笑顔が素敵で愛嬌のある人】たちです。

申し訳ないけれど、物凄く太っている人や不潔な人・だらしなさそうな人・見た目に無頓着すぎる人、不愛想な人は苦手です。(普通みんなそうか?)
例えば、背が低いとか・毛髪が薄いとか濃いとか、本人の努力でどうにもできない遺伝子的な容姿のことは別に気にならない。

でも、だらしない生活をしているとだらしない体型になるし、人に意地悪ばかりしていると意地悪な顔になると思っています。気の強そうな顔、頑固そうな顔、傲慢さが出ている顔、などを感じる場合もありますよね。特に中年以降は。
そういう意味で、自分の風貌には責任を持たないといけない、という考え方は、かなり納得できてしまいます。

③人の顔や印象は、年齢と生活とともに変わっていく

私自身、スポーツトレーナーをしていた時の顔と、保育士になったあとの顔は、変わったと思います。いい意味で。
前職はバリバリ仕事人間で・負けず嫌いで・プライドを持って管理職で長く働いていたので、やはりキツめの顔だったはず。

ただスポーツの楽しさや健康の大切さを伝えたいと思ってやっていた仕事だけれど、大勢の人前に立って指導する以上は自分の身体づくりも重視されたため、筋トレやマラソン等で鍛える必要もありました。太っているトレーナーは、やはり信用されません。

ダイエット目的でジム通いをしようと思った時、
そこのトレーナーがぶよぶよに太っていたら、
入会しますか?信用して高い会費を払えますか?

アクアビクスなんかはヘソ出し水着でやってたし、当時はちゃんと腹筋も割って、体脂肪率も18%ぐらいだったかな?
やはり人前に立つ仕事、というのは自分の見た目、特にスポーツ界では体型にかなりシビアになります。

こんな興味深い記事も見つけたので、拝借します。

うむ。なんかものすごく納得。

私は保育士になって、運動量が落ちたぶん、やはり体型は締まりがなくなって中年らしくなってきてます。(体重はほとんど変わってないけど、筋肉が落ちてきてる。)人に見られないと、たるみます。マジで。
重力ってすごいわ、抗えない。

でも、顔に関しては、子どもたちに元気をもらいながら癒されて、優しく接することを心掛けているうちに、いくらか柔らかい雰囲気になってきたんじゃないかしら。たぶん。自己分析ですけど。
私生活が充実してると心の余裕も以前よりあって、結婚したのも大きい。土台となる生活に、絶対的な安心感があるから。

夫も、結婚してから顔の印象はずいぶん変わったと思う。昔のとっつきにくそうな、クールなイメージはどこへやら?
角が取れて丸くなってきて、人当たり良さそうなおじちゃんになってきた。よかよか。

こんな感じで、私も50歳の顔・60歳の顔はどんな感じになっているのか、楽しみにしたいと思います。
明らかに、シミと皺はもっと増えてるだろうけどさ!
外で遊ぶ趣味ばっかしてきて、すでに日焼けダメージの染みはいっぱいできてます。
でもそれは仕方ないと思ってるというか承知の上というか、「やりたいと思うこと」と「日焼けしたくない気持ち」を天秤にかけて、前者を優先してきただけの話だから。

日焼け止めをせっせと塗ってたって、汗かきゃ
落ちるし、どうしたって焼けちゃう。

笑い皺が増えて歳を重ねることも、素敵だと思います。
夫婦はだんだん顔が似てくるとかも言われるけど、どうなんかな?たしかに最近似てきた気もしなくはない。

皺々でシミだらけのおばあちゃんでも、かわいらしい方っていらっしゃるので、そういう風に私もなりたいな~と思う、中年真っ盛りおばちゃんの意見でした。おしまい。

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