ダニエル・K・イノウエ国際空港で、どう過ごす?・・・New York留学準備・・・9

日本を発って途中で乗り継ぎをするのは、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港。
New Yorkと同じ国とはいえ、私には縁もゆかりもないので、空港名さえ知らなかった。まさか日本人の名前が付いていたとは驚きである。
以前はホノルル国際空港という名称だったが、2017年4月27日付で、日系初の連邦上院議員でハワイ州出身のダニエル・イノウエ氏にちなんで改名されたのだとか。
私にとってハワイの空港は、お正月に次々訪れる芸能人が、芸能レポーターに囲まれてマイクを突き付けられる空港という(←若い人には通じないだろうなぁ)、卑しい認識しかなかった。

どんな所なのだろう。乗り継ぎだから空港内で待機なのか、空港外に出て街まで行けるのか、ハワイの空気を美味しく吸えるのか、成田や羽田のように時間つぶしができるのか。

乗り継時間は7時間45分。到着してスーツケースをピックアップしたり、2時間前に搭乗手続きをするとして、3時間引いても4時間45分も自由時間。短めの睡眠時間ほどある。

調べてみると、空港から車で20~30分ほどの所に、第2次世界対戦の舞台となった、【パール・ハーバー】という場所があり、歴史を学べるらしい。
興味はあるが、車に乗っての移動は、私には危険だ。言葉が通じないし、
もし何かあって空港に戻れなくなることを考えると、空港から離れるのは怖い。
そこでさらに調べてみると、空港近辺でゆったり過ごしたいなら、空港から行ける最も近いビーチの【Ke'ehi Lagoon Beach Park(ケエヒ・ラグーンビーチパーク)】が良いとのこと。
空港から徒歩40分弱のようなので、ゆっくりお散歩するにはいいかもしれない。
ハワイなんてこの先もう2度と行かれないかもしれないのだから、行けるときに行っておきたい。
がっ!!
よし!と思った次の瞬間、気分が萎えた。
よく考えたら、ハワイは常夏の島。11月の最高気温は平均24.5度。夏だ。

私は人一倍夏の暑さに弱い。冬にみんなが寒さに震えてコートを着ているときでも、私1人だけ半袖Tシャツを着ていることが多く、驚かれる。
そんな私が24.5度の夏の中、40分も歩けるわけがない。
仕方がない、空港内探検でもするとしよう。ああ、残念。

ただ、日本とハワイでは同じ24.5度でも、体感は違うかもしれない。
以前ハワイに行ったことがある人から「暑いけど空気が乾燥しているから汗が出ない」と聞いたことがある。
どう過ごすか、どう過ごせるか、行ってからのお楽しみである。

わずか2日間で、冬の日本から常夏のハワイに行き、また冬のNew Yorkへ行く。

そういえば、6年前に私がNew Yorkに言った年、次女は1年間の留学に出ていた。冬の日本から夏のオーストラリア、ニュージーランド、セブ島、クアラルンプール、シンガポールと、半球と季節を行ったり来たりしていた。
地球って広いんだなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?