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古事記ー封印されし事を記す

古という漢字は、十と口に従う。
十は干の形、口は祝祷の器の形であり、中に祝祷の詞を収める。
この祝祷の効果を維持するため、安全に守ることが必要であり、器上に聖器としての干をおいた。
さらに厳重に守護する必要がある時はさらに外囲を加えた。これを固という。

さて、古事記の場合、この干を十と見立て、祝詞の口を十で押さえた。秘密の話。
口は九智、9の知恵。
ややこしいが、9進法で9は10である。いち、れい。
十はジュウ。
10進法の世界に「いち、れい」が紛れこむと非常に分かりにくい。
だがこれを逆手にとって、9の世界を不可視化した。
古事記は巧妙に、9の世界を伝えている。
注目すべき重要な事は全て歌に込められた。
古事記の作者は全てを幾重にも掛けて掛けて計算されつくして書いている。
この「書く」すら、「欠け」「掛」「禾」「火気」「隠し」「書く」、見事な書きっぷり。
月と火が文字の発生と深く関わるため、light(灯ー闇を照らす)とwriteの発声が生じたのではないかと推測している。

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を

まあ何とも厳重に囲ってくれました!掛けてくれました!
仕掛けられた謎は、9の真理。
星の意味、見方、引き起こす事象、観測地が物語形式で現実と絡めながら語られている。
九は隠れた存在。
欠けたるものは「月」 
5本指に2足りない3本の指
3本しかない指で数えたからまず3で括り9進法へと移行した。
一方で両手6本両足10本の指で60を数えたものは、60進法を生み出した。
結果、違うベクトルに向かってしまったのが、世界の分断の原因だと感じている。

鷲手(鉤爪変形)は肘の酷使・怪我による尺骨神経の損傷により発生する。
肘の酷使は、弓の使い過ぎ。弓は月。
三足の八咫烏
咫は親指と中指を広げた形。薬指と小指は使わない。
鷲手から発生した長さの単位だろう。
弓は矢(八)をひく道具。
月の月相毎による軌道は空に8の字を描く(アナレンマカーブ)
弓は角度を測るための道具。

9進法では9が登場しないため、0から8が用いられる。
0はゼロでなく、レイ。9はイチレイ。

神武天皇は神倭伊波礼毘古。180毘古。
180は9進法では153。
153
1から17の整数を全て足した数であり三角数となる。
また153の各数を三乗して足すと153になるが、3で割り切れる数は全て153に帰結する。
故に153は全ての数の3分の1を代表する。
神の倭は、3=算から生まれた算術の地。
神産日神は、日(天体)の観測から発生した数学であり、縄目(結び目)を利用したことを伝えている。
世界の知恵の中心地であった。

神武天皇に同行する大久米命の久米歌。
みつみつし くめの子等
3つ3つし、9目の甲羅
3つずつのマス目を作り
中央に0を配置し、
斜め、縦、横どの数字を足しても9になるように
数字を配置した。
この9の真理は、鳥に隠された。
鳥=10理  9進法の10
鳥と9でトリック(笑)

さらに鳥の姿は楕円軌道の縦横線。
月の軌道を導き出した。

そしてある不思議な偶然の一致に気付く。
伊波礼毘古=岩割毘古
地震と月との関係である。
次回、東経137度羽根ラインと畝火
神倭伊波礼毘古ー神武ーモノノフの側面に迫っていきたい。














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