子どもたちと出掛けていたとき
子どもが、「お母さんの座右の銘は何？」と
聞いてきました。

すぐには出てこない

座右の銘、かあ・・・

しばし考えてしまいました。

座右の銘って、自分の行動の拠り所になる価値観だとすれば、
すぐに出てこないあたり、
「座右の銘がないんじゃないか？、私」
と思いました。

「いま、自分が大切にしていることは何？」と
数秒、自問自答して
出てきた言葉は

脱・一発勝負

でした。

今、自分のビジネスをつくっている私には
初めてやることがてんこ盛り。

サーバーを契約するとか、
ドメインを取るとか、
ワードプレスでホームページを作るとか。
商標登録を特許庁に出願するとか（弁理士さんにお願いしたけど）。
キャリア関連のワークショップの動画セミナーを撮影したりとか。
「法人成り」とか初めて聞く言葉も出てきたりとか。
税理士さんと面談するとか。
本を書くとか。

一方で、会社員を25年やっていたので
辞める直前は、なかなか「初めてのこと」がなくなっていました。
新しい人事制度や研修の企画をして、
自分たちで登壇して、、、というのをやっていたけど
一緒に考えてくれるチームメンバーと
常に話しながら課題形成していたので

「うわ・・・。何それ？日本語なのはわかるけど、意味がわからない」
「何が分からないのか分からないっ！！！」

という状態ではなかったです。

今は、初めてのことだらけ。

だから、時間もかかるし、すぐにうまくはいかないことも多いです。

そんな時、
師匠の浅田すぐる先生がよく仰っていた

脱・一発勝負

という言葉を思い出して、
「1回で完璧にできなくてもOK」
「はい、次！」
と気持ちを切り替えて、
次の行動に移るようにしています。

子どもが「座右の銘」を訪ねてきたのはなぜか？

そんなこんなで、
「お母さんの座右の銘は
　"脱・一発勝負"じゃね！」
と子どもに答えました。

はあ？という顔をしていましたが。
（これだけ聞いても、意味がわからないので、
　まあそうでしょう）

少し解説をしたあとで、
「ところで、なんで座右の銘を聞いたん？」
と背景や意図を確認してみました。

すると、

卒業文集のお題だから

とのこと。

「何にしようか、考えてるんだよね〜」と言うので
「〇〇（子どもの名）が、大事にしてることは何かね？」
と聞いてみました。

「う〜ん、何かなあ・・・」
という感じなので、
卒業文集の原稿の締め切りは知りませんが、
まだ12月だし、おそらくまだ余裕があると思うので
問いだけ渡して、脳内でプロセスが進むのを待つことにしました。

基本コミック

「まあ、また何か浮かんだら教えてね」と
いったん、話を区切って、
「ああ、そういえばこれもお母さんの座右の銘と言えるかもしれん」
といくつか話をしました。

「心を燃やせ」

これは、「鬼滅の刃」の煉獄さんの名言ですね。
この作品のテーマともいえる一言だと思います。

会社で、論理でなく情緒で熱く伝えたい時、
自分の気持ちを熱く伝えて、ぐいぐい話を進めたい時、
会議室に入る前に
心の中で
「心を燃やせ」
と自分に語りかけていたんですよね。

と、子どもに言うと、

と、まあ、私の推しを理解した反応。

同じような状況で、
「攻めの姿勢を崩すな」も
よく自分に言い聞かせていました。
これは、不死川玄弥くんが最終決戦で自分に言い聞かせていた言葉。

心の金ピカ

これは、宇宙兄弟の中で、シャロン博士が
宇宙飛行士の選抜試験を受けるか
迷っているムッタにかけた言葉。

子どもからは
「ああ、シャロンが言ってたやつね」
と、英才教育（笑）の成果を感じる反応。
しばし「宇宙兄弟」の話題で盛り上がる我々親子。
親子で楽しめるコンテンツって、いい！！！

「いま一番大事なことをやろう！」

これに気をよくした私は
「あ〜、でもねえ。『いま一番大事なことをやろう！』も
いいよねえ」
と第３の矢を繰り出しました。

これは、「トロピカルージュプリキュア」の主人公、
キュアサマーに変身する、
夏海まなつちゃんの決め台詞。

いろいろ忖度したくなることもあるけど、
つい、自分の本音に蓋をしてしまいそうになることもあるけど、
「いま、一番大事なことをやろう！」と
自分を鼓舞したり。

子ども相手だからといって、
コミックやアニメの一言を繰り出した訳ではなく。

伝記に出てくるような人のひとことを言えたら
カッコよかったかもしれませんが
「脱・一発勝負」以外は
浮かんでくる言葉は
コミックやアニメからのものばかりでした。

好きなものはしょうがない（笑）。

あなたの、座右の銘はなんですか？
その言葉が好きなのは、なぜですか？

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
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