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未練の時効

度々私の投稿には出てくる話ですが、改めて今までの私の恋愛状況を説明します。

私は2023年の秋に約6年同棲をしていた元恋人に別れを告げました。
そして1人暮らしを始めたのですが、別れたあとも元恋人とは毎日連絡を取り合い、週に1度のペースで食事に行っていました。

友達状態と言えばそうなのですが、私は振ったことをずっと後悔しており、復縁したいと思っていました。
でもその気持ちや願う状況に伸びしろはないことも分かっており、あるとき「今を変えたい」と願いマッチングアプリを始めたのです。

…というところまでがこれまでの状況です。



ですが、今の私はマッチングアプリを始めた頃から自分自身の行動や考えていることが変わってきているなーと感じています。
一言で言うなら元恋人との関わりが物理的にも減ってきました。心理的にはもうちょっと前から薄れてきてはいたのですが。


復縁したいと思っていた渦中は私からLINEを送ることがほとんどだったけれど、今は私からLINEを送ることはかなり減ったし、マッチングアプリを始めてからは元恋人と会っていません。

そしてなにより、それに対して不満も不安も違和感もなにもなくなっています。
あんなに執着していた元恋人と連絡をそう取り合わなくても平気。会わなくても平気。人って変わるものです。


一切連絡を取り合っていないというわけではありませんが、まぁ大体は連絡が来たら返す…というような具合です。会いたいとも思うことはありません。

でもだからと言って「嫌いになった」「どうでもいい」という感覚ではなく、私の世界の登場人物としては元恋人は存在しており、私の世界を構成する人としてはいるかなぁ、という感じです。

多分、今やりとりしているマッチングアプリで知り合った男性とのご縁を大切にしたいのだと思います。それは大きいかなぁと思います。


そんな、6年も一緒に暮らしていた仲ですから(その間にもいろいろあったことはあったのですが)簡単にご縁の糸が切れるとも、この場合私は思えなくて。

「大切な人」という表現だとちょっと大切な人レベルが強すぎるのですが、なんっていうのでしょう、元恋人に対しては風邪をひいたら心配するレベル感ではあるかなぁと思います。


マッチングアプリを始めるまで…というか新しいご縁に触れるまで、私は割と本気で「元恋人に対して一生未練を背負って交流をし続ける」ものだと思っていました。一縷の望みに賭ける、という気持ちを持ちつつでもそれは叶わないことも知りつつ、なんだかんだで繋がっているものだと思っていました。

でも未練に対して「時効」ってちゃんとあるんだなというか。その時効というのは明確に定められてはいないと思うけれど、「変わりたい」「このままじゃだめなような気がする」と思ったときに、時効は発生するのかなぁと。
多分、今ご縁のあるマッチングアプリで知り合った方とご縁がなくなったとしても、元恋人に再び執着するということはないと思います。


元恋人とは、風邪をひいたら心配し、ゆるーく繋がっているくらいの距離感。

それは私の心や生活や人間関係を乱すことはなく、ただそこに存在しているのだと思います。もしかしたら、いずれもっともっとこの元恋人との繋がりは薄れていくのかもしれません。でもそれはそれで仕方ないなと今の私は思っています。


未練の時効はかちっと援用されました。私は自分の足で自分の道を歩いていきます。
いろんな人とのご縁の糸を絡ませながら、幸せになっていきます。

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