【貴重品管理】分散して持つ場合の安全な方法

【貴重品は分散して持つべきか?】

こちらの記事で貴重品も持ち方は人それぞれだと書きました。

◆【貴重品管理】旅のスタイル別で使い分けると良い

ただし、これは『身に付けるか宿に置くか』という話でした。

たとえ全財産を身に付けるとしても
必ず『分散』させる必要があります。

全財産を一つの財布に入れていたら
それを盗られた時に絶望的ですからね。

【どう分散して身に付けるべき?】

多くの旅人が実践しているのは

①出し入れする財布には最低限の小銭を入れる

②高額紙幣は別の財布に入れる

③クレジットカード、パスポート等は腹巻に入れる

などではないでしょうか。

私の場合は①と③だけですが、
①②③と分けた方が安全度は増すでしょう。

これ以上分散しすぎるとうまく管理できなくなります。
どこにいくら入れていて、総額は正しいのか、
すぐに判断できる程度に分散するのが良いです。

≪①出し入れする財布には最低限の小銭を入れる≫

普段の買い物で使う分だけを入れます。

高額紙幣をちらつかせないようにしないと
あとをつけられて強盗されるかもしれません。

また、慣れない通貨に手間取っていると、
お店の人が親切に「これこれ」と
紙幣を指さし教えてくれることがあります。

ほとんどが本当に善意で教えてくれているのですが
私の父は中国でまんまと最も高額な紙幣を持ってかれました。。。笑

そんなことにならないよう、人前に出す財布には
必要最低限の現金だけを入れておくのがいいと思います。

私はさらにこの日常財布の中に

・パスポートのコピー
・小額のドル紙幣

を入れて持ち歩いています。

パスポートはいろんなところで
提示を求められることがありますし、

ドル紙幣はちょっとだけ両替したいな、
という時に両替所で使います。

日頃はATMでキャッシングすることが多いですが
少額だけ必要な場合はこのように両替します。

≪高額紙幣は別の財布に入れる≫

何か大きな買い物をする時や、
宿代を支払う時などは別の財布を使います。

高額紙幣を入れ、身に付けているバッグの奥底に忍ばせます。
チェーンでつなぐなどの安全対策をもちろんしておきましょう。

私も以前はこのようにサブ財布を使っていましたが、
荷物が増えると管理できなくなるのと、
単純にめんどくさかったので最近はやっていません。

≪パスポート、クレジットカードなどは腹巻に入れる≫

私は腹巻に

・パスポート
・クレジットカード3枚
・高額紙幣(現地通貨、ドル、円)
・写真データ入りmicroSDカード

を入れて常にお腹に巻いています。
正直、暑い国では最高に蒸れます。
最悪です。でも仕方がない。

汗で紙類が傷まないように、
それぞれジップロックに入れると良いです。

でも最近、東南アジアでは腹巻ごとデイバッグに突っ込んでしまっています。
いけないいけない。たるんでますね。
気をつけなくては。

でも本当に腹巻って暑いんですよ。。。

腹巻以外にも首から下げる小さいポーチなどで
代用することももちろん可能です。

しかし何かで代用する際は注意すべき点があります。

・引っ張ってちぎれそうな細いヒモはNG
・刃物で簡単に切れそうな素材はNG
・身に付けているのが見た目でばれるものはNG

です。
プロの窃盗集団は鮮やかな手口で
簡単にポーチなどを切って外して持っていきます。

十分に注意してくださいね。

<腹巻の利点>

・お腹に巻いて、ズボンでさらにガードできるので防御力が高い

・お腹という位置は最も守りやすい。目が届く。

・財布から現金を取り出すようにスムーズに中身を取り出せる
 (ワンピースだと無理なのが難点)

貴重品管理用に一つは持っておきたいグッズです。

それでも盗難やスリの被害にあってしまったら・・・
そこはもう海外旅行保険を頼りにしましょう。

諦めも肝心。
犯人を追いかけたり、危ない事はやめましょう。

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