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仲良しの先輩を家に泊めたら〇〇〇された話

皆さんこんばんは、雪見淡子です❄


今日電車に乗ったのですが、途中でゴホゴホと咳をしたサラリーマンがいて、その瞬間まさか…みたいな雰囲気が流れてそちらの方を凝視している人が結構いました。


いや、噂には聞いていましたが何もそこまでピリピリせんでも…コロナ流行ってなくとも人間普通に生きてれば咳くらいするやろ…



本日は、1年くらい前にサークルで仲の良い女の先輩を家に泊めたときの話です


その方をMさん(仮)としましょう。

私とMさんは仲が良く比較的頻繁にご飯を食べに行ったりテーマパークに遊びに行ったりと普段から一緒に出掛けることが多かったのですが、ある時Mさんに「雪見の家行ってみたい!」と言われ正直私もMさんとは仲が良く比較的何でも話せる存在であるし、彼女を家に招いてお酒なんか飲みながら夜通し女子トークする、なんてのもとても楽しいだろうな、と感じ特に何も問題はなくサクサクと話は進み、私の家でお泊まり会をすることになりました


計画を立てているとどうやらMさんの親御さんが安売りしていたから。という理由でたこ焼き器を買ってきたそうで、せっかくならそれ持っていくからタコパしよ!ということになったのですが、今思えばこれが悲劇の始まりだったかもしれません…


約束の日。どうせ泊まるのだから、と待ち合わせは遅めの午後9時。この日Mさんはギリギリまでバイトがあったそうでそれが終わった後の時間、私と彼女は私の最寄り駅で待ち合わせをしました


途中、スーパーへ寄ってタコパに向けた買い出し。必要な材料を買って、パーティーの後は酒盛りになることが予想されていたためそのためのアルコール類もしっかり購入…

Mさんも私も結構酒を飲む方であったので足りなくなり後から買い足しにくるのも面倒だからと少し多めに購入


そして、私の自宅へ移動し2人のパーリナイが幕を開けたのでした


Mさんの持ってきてくれたたこ焼き器は小ぶりながらも中々本格的なもので、初心者の私たちでも上手く焼くことができ、その美味しさのあまり私たちは我を忘れてバグバク…


お腹パンパン、もう入らない…というところまでいってから今度はお待ちかねの飲酒タイムへ


買ってきた酒の内容はスト缶、氷結、鏡月の強いやつ、といった比較的度数が強めのお酒が多かったのですが、楽しい話で酒も進みあっという間にグイグイ飲んでいき気がつけば夜も更け深夜3時頃に…


正直私はたこ焼きの時点でたくさん食べていたため、腹が膨れていつもに比べたらあまりお酒を飲むことはできなかったのですが、そんな私に比べてMさんはいつものペース、いやそれ以上にガンガン飲んでいたため少し大丈夫かな?と心配になりつつもやはり流石だなぁ…と謎の関心を覚えたりしていました。


しかし、この時はまだ楽しかったのです。まさか、この後あんな事態が起こることになろうとは…


流石に酒も回ってこの時間帯なので、当初は夜通しお話をする予定であったのですが、眠くなり呂律も怪しくなってきたのでそろそろ寝ようか…となり備え付きのベッドに自分が寝て客用の敷布団を出してMさんにはそこに寝てもらうことに。


まぁ、次の日予定何もないし…Mさんも暇だって言ってたから今日はゆっくり寝れるな…そう思い私はくっつきそうな瞼を楽にして目を閉じ、そのまま眠りに落ちました


しばらくはスヤスヤと眠っていたのですが、その約1時間後、私は何やら異変を感じ、ぼんやりと意識が目覚めました


「う~う~~ん……」


隣から聞こえてくる謎のうめき声

一瞬、いびきか何か、酔っ払った状態で寝てしまったから変にうなされているのかな?くらいにしかその時は思っていませんでした


しかし、それにしてはやけに苦しそうな…

私はMさんと一緒に寝たのはこれが初めてであったため、普段の彼女の寝方がどのようなものであるのかも知りようがなかったし、正直だからといってどうすれば良いのかも分からなかったのです


私はこのときベッドに横になっている状態で半ば目を開けながらMさんの方を見ていたのですが、この後唐突に唸り声が止んで、Mさんがむっくりと起き上がったんですよ

だから、私そのときこう思ったんです


あぁ、Mさんも今目が覚めたんだな。もしかしたらトイレにでもいくのかな?


しかし実際はそんな甘いものじゃありませんでした

起き上がったな、と思ったと同時に聞こえてきたのは…

ビシャビシャ、という何か液体が流れるような音


それと共に聞こえるMさんの再びの呻き声…

しかし今回のはさっき寝ていたときのものとは少し違う。それは何か溜まったものを吐き出すような音だったのです


固まる私



いえ、あの本当にこの時は状況がうまく理解できなかったんです

え、これもしかして夢…?私、酒飲んだせいで悪い夢でも見てるの……?


嗚咽は何回か続き、驚いたことにその後Mさんは何事もなかったかのように再び眠りに堕ち、その後朝まで目覚めることはありませんでした…


私、このときどうしたらいいのか分からなくて…というか半ばこの状況を信じたくなかったんだと思います。だって、Mさんはお酒に強いと思っていたし、まさかそんな…だってここ仮にも私の家だし…しかも先輩ですよ!?、?

まさか、先輩に…寝〇ロされるだなんて…誰が予想できたでしょうか


考えてみたらこのときもうその現場をリアルタイムで見てしまっているのだから、後始末のこととかも考えて、気まずいとかとりあえずその辺の事は考えずに先輩をたたき起こすでも何でもすれば良かったのですが、私にはそれができなかった…


たぶん今Mさんは完全に酒に酔って自我がなくなっている(今自分がしたこともたぶん記憶にない)だろうし、もし覚醒したとしてもこの状況に我に返ったらきっととんでもない罪悪感を抱くだろう…


いやぁ、でもなぁ…布団……😇


私が見ただけでも何回かは催してたしこれきっと布団にめちゃくちゃ染みになっちゃってるよなぁ…


色々と思うことはあったのですが、結果的に私は…とりあえずこれを「夢」だと思うことにしました(俗にいう現実逃避ですね☆)


もしかしたら、もしかしたら今見聞きしたことは全て夢で、明日の朝起きたら何事もなくそこにはただ普通に寝ているMさんがいるだけかもしれない…そうだ、きっとそうなんだ……


しかし、翌朝になっても現実は厳しく

半ば予想していた通りMさんの催した吐瀉物はしっかりと布団に広がり、自分の吐いたものの上でグーグーいびきをかいて寝ている女性の姿がそこにはありました


…うわ、これ思っていたよりひどいな


昨夜は暗くて状況がよく分からなかったけど、改めて確認してみると量が結構ヤバい…

何回かMさんをゆすって起こすことを試みたのですが、声をかけても体を叩いても全然起きる気配はなく…


これ、完全に酒のせいやん\(^o^)/

皆さん、本当に酔っぱらいっていうのは一度寝たら普段の数百倍全く起きないんですよ…これはもう、地獄……


で、もう一つびっくりしたのがMさんの枕元に知らぬ間にスーパーで買ったけど結局あまり手をつけていなかった鏡月の瓶が置いてあって…

しかもあろうことか、それをMさんほとんど一人で一本全部飲み干してたんですよ笑笑


しかもそれ、度数20度くらいのを見た感じほとんど氷も使わずにほぼストレートで飲んでいたっぽくて笑笑


いや、これにはもう本当笑っちゃいますよね…

おそらく酔ってたこともあって普段より正常な感覚が失われていたのでしょうが、それにしてもねぇ…


後から聞くと、Mさんは今まで飲みすぎて戻してしまった経験はなかったと言っていました。たぶん、アルバイト終わりで少し疲れていたのと酒の前に大量にたこ焼きを食べたせいもあったんだろうと…そこにきてスト缶+20度の酒をストレートでガバガバ飲んだりしたらそりゃ気持ち悪くもなるよ…


結果揺すり続けていたらMさんもやっと目を覚まして、それから自分が犯したことの重大さにやっと気が付いたようで…

予想はしていましたが、やっぱりめちゃくちゃ謝られました笑

布団はネットで調べた吐瀉物の処理の仕方や殺菌方法などを参考にして何とかなったのですが、やはり一度こういうことになってしまうとこれまでの2人の関係にも少しヒビが入ってしまいますよね💦


謝るだけでは足りないと感じたのか、数点謝罪の品、のようなプレゼントも貰ったのですが、それでも…う~ん……

確かに今回のことはかなりショックではありましたがそれでも私はそこまでMさんを責める気にはなれなかったんですよね…


先輩だからあまり強く言えない、ということも勿論ありますが、別にこうなりたくてやった訳ではないんですから…それに私もこうなる前にもう少し何か阻止するような行動を取れたのではないか、とも少し思ってしまうのです…


でもよくよく聞くと催していた時の記憶も全くないそうで…そこまでいくと逆に喉に詰まって最悪の事態に繋がるようなことがなくて良かったな、とさえ思ってしまいますね💦

だって普通に考えて嫌じゃないですか?


さっきまで楽しくワイワイたこ焼きパーティーしていたのに、気が付いたら相手が自分の部屋で冷たくなっていた…なんて


考えただけでも恐ろしいですよねまぁ、あれです…こういうことって割かし誰にでも起こり得ることだとも思うんですよね。Mさんが爆睡しているときパニックになって知恵袋で検索かけてみたら割と同じような状況に遭遇したことがある人いるんだなって思って…😇


たぶん私はいくら仲の良い後輩の家だからといって意識がなくなるくらいまで飲む、なんてことはそもそも絶対にしないとは思うのですが、まぁ人生何が起こるか分からないのでね…

そこら辺は、今回のことを超絶無理やりプラスに受け止めて、教訓にしていきたいですね


まぁその後普通にMさんとは仲良くやっているのですが、流石に向こうももう家には来たがらないだろうし、私も泊めたくはないかな笑


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