見出し画像

ハワイでソロフォトウェディングしてきます、花嫁さんとして(戸籍男性だけど)

以前から連載中の、「ハワイの青い空、青い海、白い砂浜で、純白のウェディングドレスに身を包んでの写真を撮って頂く、また着替えてカラードレスに袖を通してハワイのダウンタウンでの写真を撮って頂く」、スペシャルな企画(ただし、戸籍男性ですが、諸般の事情により、先天的に、男性ホルモンが出ず、女性ホルモンが多少出ている病気持ちで、「緩やかに女性化しつつある」(泌尿器科、総合診療科医の評価)人です)ですが、

先方の会社さんに契約料を振り込み、正式に契約が成立しました!!!

背景

は、もうそろそろしつこいので、ぜひ今までの経緯をまとめたnoteをご覧ください!!

まぁ、簡単に解説しますと、「性分化疾患(インターセックス、DSDs)」(のうちの、「ゴナドトロピン分泌不全」)の関係で、戸籍性男性ですが、男性ホルモンを自分で作ることが出来ず、15年以上にわたって男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をしてきたのですが、身体にどうしてもあわず、でも我慢して続けてきましたが、とうとう限界になり、今年(2022年)1月からやめました。
すると、人間の基本形は女性であること、また私自身、どこから出てるのか特定には至っていませんが、自然に出ている女性ホルモンが多いため、「緩やかに女性化しつつある」(泌尿器科、総合診療科医の評価)という状態です。で、女性化がだいぶ進行し(最初の6ヶ月で大きく変わると言われましたが、乳房はB〜Cカップに、またお尻も大きくなり、全体的にふっくらして、また顔も元々童顔ですが、「可愛い系」に変わり(とのこと、友人女性いわく)ました)てきています。

今の状態をプロカメラマンに残して貰うために

そう、その中で思ったのは、「今」の状態を「プロカメラマン」に「切り取って」「残して欲しい」というものです。今後まだますます女性化が進行していくでしょうが、その変化の途中は後ほど見ようと思っても見られないもの。そして、上でも書きましたが、最初の6ヶ月で大きく女性化が進行すると言われていた、その6ヶ月が経過するいま、やはり切り取って写真に残しておいて欲しいんですよね。

迷いを断ち切るために

あとは、迷いを断ち切るために、というのもあったりします。何の迷いか、それは、私自身は性同一性障害(性別違和、性別不合)ではなく、身体が勝手に戸籍性とは反対に、自然なホルモンバランス(自己分泌)の関係で、女性化していくというものですので、

このまま「女性化」を受け入れるか、それとも(また副作用やその他で苦しむことにはなるけど、男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をして)「男性化」を図るか、正直悩んでいるところはあります。

で、一度、思いっきり「女性性」の「最大の憧れ」であり、また女性を一番美しく(可愛く)見せると思う、ウェディングドレスに身を包んで、その写真を客観的に見てみて、で、「女性化」が受け入れられるか、を試す(周りの人は、ゆきちゃんはもう完全に女性化しているから、諦めて女性になりなさいとか、もう私はゆきちゃんのことは女性としか見ていないとか言われていますが)部分もあったりします。

決意の場としてのソロフォトウェディング

そう、その「女性化」を受け入れるための、決意の場としての「ソロフォトウェディング」なのです。本当はお相手がいると良いのですが、そういうわけにもいかないので、一人で。でも、「ウェディング」とは異なり、決断の場として「ウェディング」するので、一人で良いのですが。
「ウェディング」の場が、女性にとっては一大決心の、決意の場であることは、以前noteで書きました。

私も、ウェディングドレス・カラードレス選びの場所からはじまり、メイクアップやヘアメイクをして貰う間に「女性化して良いのか」自問自答し、そしてウェディングドレスのファスナーや紐を閉められた瞬間、自分では脱げなくなるわけで後に引き返せなくなることを悟り自覚し、「決断」することになると思います。そして、写真を撮って貰うことでいろんな人にその姿を見てもらうことになり、決意を固めることになると思います。

いよいよソロフォトウェディングが近づいてきました

そのような思いの丈を、とあるフォトウェディングの会社さんに思いっきり書いて相談していたところ、本当に快く、快諾していただけ、今回のプロジェクトにご協力頂けることになりました。で、詳細を詰め、

  • 前日に衣装合わせを行う。ウェディングドレスやカラードレスはしっかり選びたいですしね。(オプションで追加しました)

  • 衣装は今のところのサイズでもあるみたいですが、やっぱり頑張って痩せて着られるドレスの種類増やしたいところ。ドレスは重視するところなので、アップグレード料を払っても満足いくものを選びたい。

  • 当日朝から、お迎えに着て頂いて、メイクアップそしてヘアメイクをして、徐々に「花嫁」さんにしてもらう。

  • ウェディングドレスに袖を通し身を包み、花嫁さんの完成!

  • 昼からハワイの青い空、青い海、白い砂浜で、ウェディングドレスに身を包んだ「花嫁さんの」写真をプロカメラマンに撮ってもらう。

  • なお、ビーチまではどうやら、送迎で「リムジン」(注:空港リムジンバスじゃなくて、あの長ーい豪華な車の方です)に乗れるっぽい。

  • 一度サロンに戻り、今度はカラードレスに袖を通して身を包み、「お色直し」をして、ハワイのダウンタウンへ。

  • ハワイのダウンタウンで、カラードレスに身を包んだ「花嫁さんの」写真をプロカメラマンに撮って貰う。

  • 夢の時間は今のところ、トータルで2時間半ほど(メイクから含めると5時間ほど)の見込みです。

  • オプションで、翌朝までドレスが引き続き借りられるプランもあるみたいですが、さすがに一人なので、ドレス自分では脱げないわけで、夢の時間の延長は諦めました、たぶん(なんとか考えるかも知れませんが)。

で、先ほど契約金を支払い正式に契約に

で、今朝(2022/06/24朝)早く目が覚めたので、先方の会社さんより頂いていたメールにお返事するとともに、既に申込の誘引(フォームを送ってこられたのが、法律上の申込の誘引になるかと)があり、フォームに必要事項(新郎不在が残念ですが、「新婦」のところに自分の名前を記載しました。なお、本当に本名が、ローマ字で「YUKI」なので、新婦のところに書いても違和感が仕事しないという)を書いて「申込」、さらに先方の会社さんより契約金額の案内などがありましたので、本日、契約金額を振り込んで、「契約」が成立しました!!!

この話を周りの人にして見ました

なお、このプロジェクトの話を、周りの実際にお会いしている人にしたところ、「絶対可愛い花嫁さんになる」「きれい系より可愛い系だから、可愛いドレスを選んで、可愛い花嫁さんになってね」「たぶん今までで一番驚いたサプライズ」「ゆきちゃんは絶対似合うと思う」「というか、完全に女性化する方向に傾いてるでしょ」「すごい素敵なこと考えたね!」と、比較的好評です。

これで、ハワイで花嫁さんになってきます

これで、約1ヶ月後には、用事でとはいえ、ハワイに行くのですが、その際に出来た隙間時間で、「花嫁さん」になってきます!(戸籍男性だけど)。
ハワイの皆さんの祝福を受けながら、「花嫁さん」気分をしっかり味わい、先ほど書いたような、ちゃんとした記録を残して貰うとともに、決意を固め決断の場としてきたいと思います。

引き続き、本プロジェクトについてこちらで書きます

引き続き、このプロジェクト(「ハワイの青い空、青い海、白い砂浜で、純白のウェディングドレスに身を包んでの写真を撮って頂く、また着替えてカラードレスに袖を通してハワイのダウンタウンでの写真を撮って頂く」、スペシャルなプロジェクト(ただし、戸籍男性ですが)の様子は、こちらのnoteでご紹介しますので、期待して待っていてくださいね!!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?