自死は止められるとか、
誰かに相談出来ていたらとか、
病院に行っていたらとか、
仕事をやめていたらとか、

私はそうは思わない。

私は自分で死ぬ勇気はないけれど、
絶対に死なないという自信はない。

苦しいと思うことはしょっちゅうだし、
もう消えたいと思うこともある。

それでもなんとか毎回、何か道はないかと模索する。

心療内科に駆け込んで薬に頼ったこともあるし、
仕事も辞めて環境を変えたこともある。

確かに、何か手を尽くせば状況が変わることもある。

でも、それでも結局、また新たな苦しみがやってくる。
繰り返しなのだ。

私という人間は、変わらない。

考え方を変えようとしても、
それは結局、自分を否定することになる。
自分はなんてダメな人間なんだと思い知らされる。

ただ、生きよう、生きてみようと自分で思わない限り、周りの人達が出来る事はないような気がする。

人に話さないより、話した方が楽にはなる。
でも、話しただけでは何も解決しないことがほとんどだと思う。

私は、
「なんでも言ってね」
「いつでも話聞くから」
と言ってくれる言葉はありがたいとは思う。

「一人で悩まないで」
「病院に行ってみたら？」
「仕事、辞めてみたら？」

そういう言葉はあまり意味がないと思っていて、
だから、私はこう言いたい。

あなたは死なないで。
あなたは生きていて。