私は最近、「姿勢良く歩く」ことを意識している。

平日会社のデスクに座り、PCやスマホをポチポチと弄くりまわしている私は、普段からとにかく姿勢が悪い。

子供の頃から「じっ」としていることが苦手な性格のため、オフィスチェアの上ですぐ体勢を崩し、自由な形で作業に向き合っている。

あぐらを掻いてみたり、立て膝をしてみたり。

業務に対する「気持ち」の姿勢は曲げないものの、身体的な姿勢は、グニャりグニャりと、すぐに曲げてしまうクセがあるのだ。

私は姿勢が悪いことに気づきながらも、ワーク中の姿勢を正すつもりはさらさらない。

しかし、このままでは猫背になってしまうと危惧した私。「せめて歩きの姿勢だけでも！」と、歩くときの姿勢を正してみることにした。

歩くときの姿勢で意識したこと

私が歩くときの姿勢で意識したことを一言でまとめるなら、以下の通りだ。

頭のてっぺんから
紐で吊り下げられているイメージで歩く

これは、私が18歳の頃アパレルで働いていたときに、先輩から教わった歩き方である。

「頭のてっぺんから吊り下げられているように歩くことで、自然とお腹に力が入り、服のラインをより綺麗に見せることができる」と、言われたためだ。

アパレルにとっては働いている店員も「商品」の一種なため、店員自身が着用している服を最大限綺麗に見せることで、販売促進効果があるのだそう。

(この当時、確かに「この服が欲しい！」と、お客様に声をかけていただいたことが多々あった)

このことをふと思い出し、久しぶりに実践してみた私。

頭のてっぺんから吊り下げられているようなイメージでしばらく歩くと、自然とお腹と腰周りが、ぽかぽかするような実感を受けることができた。

そして、姿勢良く歩くを続けた約1週間。

朝から晩まで"頭のてっぺんから紐で吊り下げられている"という意識を持って行動してみた結果、私はいくつかの「メリット」を実感できた。

姿勢よく歩くことのメリット

1.ボディラインが綺麗になる

姿勢良く歩くことのメリットとして、まずボディラインが綺麗になったことを実感できた。

お酒大好きビールっ腹の私にはとても嬉しいことに、おなか周りが驚くほど引き締まったのだ。確かにおなか周り、ポカポカしてたなぁ、と。

あのポカポカが、ここまでおなか周りに変化をもたらすとは思っていなかったので、驚きを隠せない。

2.身体が疲れにくくなる

姿勢良く歩くことのメリットとして、身体が疲れにくくなったこともあげられる。

1時間以上の通勤、姿勢が悪いままのデスクワーク(自業自得)で、毎日身体や肩がけだるかったのだか、それが解消されてきた。

実践した期間はさほど長くないにも関わらず、この効果を実感していることに、自分でも驚いている。

3.座る姿勢が良くなり始めた

姿勢良く歩くことで、座る姿勢まで良くなり始めたのは、大きなメリットだと言える。

座る姿勢が良くなったというよりかは、「姿勢を悪くする方が辛くなってきた」という言葉の方が、近い表現だろう。

背中を曲げて作業をするより、背筋を伸ばして作業をしたほうが断然楽になったのだ。

作業中の悪い姿勢を正す気なんてサラサラなかった私が、歩く姿勢とともに、座る姿勢までなおりかけている。

まとめ

歩く姿勢を正すだけでここまでメリットを感じられたことを共有したく、今回「姿勢良く歩くことのメリット」を書き綴ってみた。いかがだっただろうか。

最初は姿勢を正し続けるというのがとても難しいのだが、ある一定の山を超えると、姿勢を悪くするほうが辛くなるので、みなさんにもぜひ試していただきたい。

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