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ブータン国王と並ぶ人気のモディ首相

パロ空港からティンプーまでの道路沿いにチベットでいうタルチョがずらーっと掲げられてる。
赤青黄白緑の5色のタルチョが風に吹かれるさまは圧巻。

パロツェチュ(祭)が始まっまからかなと思っていたがどうも様子が、違う。

国王がいたるところにいるのはブータンらしい風景なのだが口ひげを蓄えた見覚えのあるおじさんもところどころでお出ましする。

運転してる友達に聞くと
「インドのモディ首相が今日くるんだよ」

あ、そうそうモディさんだ!
しかし、ものすごい歓迎ぶり。

パロ空港とティンプーまでは車で一時間。しかもクネクネの山道ドライブ。その道沿いぎっしりに途切れることなくタルチョがはためいている。

準備するのも大変だろうに。と友達にいうと

「我々はインドからの輸入に頼ってるからね。大事なお客様なの」

幸せの国は食料自給率100%なのかと思いきや、インド頼みという。まあ、我が日本も人のことは言えない。同じだよ。

といって二人してから笑いをする。

街中に入るとイケメン国王と並んで掲げられてるモディさん。

これはなかなかの歓迎ぶりが予想される。道のいたるところでギッズたちが歌を歌う舞台も用意されてるようだが、モディさんが止まるかどうかは未知数なのだそう。

ということで、ギッズたちもただ歌うのも寂しいし、海外からきたおばちゃんが変わりに聞いてあげようかなと考えた。

旗振りの歓迎もあるようだ。

ということで、予定変更して、友達のキラ(伝統衣装)借りて、ブータン人になりきって旗振りにいこうと思う。

ただ予定を変更すると言ったら、

「また申請しなくちゃ行けないじゃない」

と舌打ちする友人w

ほんとに旅するのが大変な国である。

「間違って国王の目に止まったらどうしよう!」

って冗談でいったら

「幸せな思考回路ね」

と幸せの国の人に幸せ認定された幸せな人間である。

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