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地盤沈下であんかけ焼きそば逃す

昔、テレビでみて虜になった町中華やさん。

総武線の浅草橋駅すぐのところにあるのだが、まあ、なかなかいかない、通過しない場所なので行く機会がない。
おいしくて安くて好きは好きなのだが、わざわざ電車賃かけてまで行くほどのファンでもない。

ということで、もうかれこれ5,6年は行ってなかった。

たまたま蔵前で取材があり、ちょっと気になっていたお茶屋さんに立ち寄りお茶を購入して、さてどうするかな?とグーグルマップとにらめっこして見つけた浅草橋の「水新菜館」。

歩いていけるじゃないか!と急に食欲が急増し、
あんかけ~あんかけ~とスキップしながら向かう。

するといつもは行列しているはずなのに人がいやしない。


な、なんと!ランチ休業。

いろいろ突っ込みどころ満載だが、まずは地盤沈下。
傾いているようにはみえないのだが、微々たるものなんだろうか。俯瞰で見てみても傾いている気がしない。看板は若干ななめになっている気もしないでもないが、古いからといえばそれまで。

地盤沈下なら建築ではなく沈下の修正、もしくは改装?建築ということは建て直すのか?

とおじさんが中から出てきたので、あれやこれやと尋ねようとするも
「ランチ、やってないね。夜ね」

とだけいって中に入ってしまった。
すると、通りすがりのおじさんが
「今年の3月までは夜の営業だけして、そのあと1年くらい休業するんだってよ」

と丁寧に教えてくれた。

この町中華やさんだけが地盤沈下したのか?はたまはこの周辺一帯が対象なのか。

いずれにせよ、あんかけ焼きそばはおあずけになった。
しかし、あんかけ~あんかけ~とすっかりあんかけ口になったこの口をどうしてくれよう。と受け止めてくれる町中華がなく、コンビニで肉まんを食べたのである。

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