倉田幸暢

たくさんの人が、目を輝かせて生きている社会は、きっと、いい社会なのだろうとおもいます。…

倉田幸暢

たくさんの人が、目を輝かせて生きている社会は、きっと、いい社会なのだろうとおもいます。 https://twitter.com/YukinobuKurata https://yukinobukurata.bio.link/

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記事一覧

gm! o(≧∇≦)/" の歌☆

倉田幸暢
11日前

伊吹弥三郎の岩屋(播隆上人の風穴)の洞窟への道のり(ルート)と洞窟探検 in 伊吹山【鬼伊吹】

伊吹弥三郎の岩屋(播隆上人の風穴)という伊吹山の洞窟への道のり(ルート)と、その洞窟の内部を探検する様子を紹介します。伊吹弥三郎は、鬼伊吹と呼ばれたり、酒呑童子(伊…

倉田幸暢
12日前
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能楽「翁」(おきな)の謡曲(脚本)(後半部分)

能楽「翁」の謡曲(脚本)(後半部分)〔前半部分省略〕 三番叟 「おおさい おおさい  喜びありや 喜びありや 喜びありや  この所より外へはやらじとぞおんもふ」 【…

倉田幸暢
2か月前
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I LOVE 尾根道 o(≧∇≦)/"

倉田幸暢
5か月前

鬼学会の会報誌が届きました!ぼくの投稿「鬼ヶ洞と鬼腰掛岩」も掲載されています

世界鬼学会の会報誌が届きました! 今回は、ぼくの投稿記事「鬼ヶ洞と鬼腰掛岩 : 酒呑童子と八瀬童子の祖先の鬼の旧跡 in 京都洛北八瀬 & 比叡山延暦寺」も掲載されていま…

倉田幸暢
1年前
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Old Maps of Enryakuji Temple on Mt. Hiei, "Sanmon-Santō Sakamoto Sōezu" (1767)

What is Sanmon-Santō Sakamoto Sōezu?Sanmon-Santō Sakamoto Sōezu (Japanese: 山門三塔坂本惣絵図) is the two old maps (1st & 2nd volume) that shows the precinc…

倉田幸暢
1年前

比叡山延暦寺の古地図『山門三塔坂本惣絵図』(1767年: 江戸時代中期)

『山門三塔坂本惣絵図』ってなに?『山門三塔坂本惣絵図』(さんもんさんとう さかもと そうえず)は、比叡山延暦寺の境内と坂本地区を描いた古地図です。成立年代は 1767…

倉田幸暢
1年前
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「青の森で 黒曜石の蝶は 歌を見つける」

倉田幸暢
1年前
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地図を手に入れた!(o≧ω≦)O

倉田幸暢
3年前

Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)のVR空間でNFTを使って展覧会を開催してみました!

1分でわかる西垣至剛展 in Cryptovoxels(クリプトボクセルズ) (倍速ダイジェスト版) 展覧会の看板 博物館は、市民の知性を刺激し、人間精神を挑発することによって、未…

倉田幸暢
3年前
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鬼学会の会報誌が届きました!ぼくの投稿も掲載されています

世界鬼学会の会報誌が届きました! 今回は、ぼくの投稿「青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子」も掲載されています。 その投稿では、香取本『大江山絵詞』の絵巻…

倉田幸暢
3年前
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Somnium Space(ソムニウムスペース)のVR空間(メタバース)で、NFTを使って展覧会を開催してみました

展覧会の看板  これはひとつの実験である。このような方向によって、あたらしい博物館のありかたが開拓できるかどうか、なおいくつものこころみをかさねてゆかなければ…

倉田幸暢
3年前

Decentraland(ディセントラランド)のメタバースで、NFTを使って展覧会を開催してみました

わたしたちに、採算ずくではやれない仕事、未来にむかってのおもいきった実験をやるという仕事を課しているのであります。おもいきって積極的に、未来をめざし、未来をひ…

倉田幸暢
3年前
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「その稲光りの彼方に」

学部生の頃、伊藤正義氏の「中世日本紀の輪郭―太平記における卜部兼員説をめぐって―」(『文学』40・10、昭和47年10月)に触れ、その稲光りの彼方に、軍記と説話とが融…

倉田幸暢
3年前

青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子

はじめに ここでは、香取本『大江山絵詞』の絵巻に記されている「酒天童子(酒呑童子)が変化した楠」を出発点として、それに関連する叡山開闢譚の霊木や、その守護者であ…

倉田幸暢
3年前
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「凡そ学的研究の方法として、実地の調査の忽諸に附すべからざるはいふを俟たぬ」

凡そ学的研究の方法として、実地の調査の忽諸に附すべからざるはいふを俟たぬ。今神社の方面に就いて考へても、文献に並び之を尊重しなければならないのは、論のないとこ…

倉田幸暢
3年前
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gm! o(≧∇≦)/" の歌☆

再生

伊吹弥三郎の岩屋(播隆上人の風穴)の洞窟への道のり(ルート)と洞窟探検 in 伊吹山【鬼伊吹】

伊吹弥三郎の岩屋(播隆上人の風穴)という伊吹山の洞窟への道のり(ルート)と、その洞窟の内部を探検する様子を紹介します。伊吹弥三郎は、鬼伊吹と呼ばれたり、酒呑童子(伊吹童子)とも関係が深い存在です。 ▼くわしい解説記事 伊吹弥三郎の岩屋と井明神社 : 姉川を生き、妹川に没した、伊吹山の水竜鬼の生と死 https://wisdommingle.com/?p=30320 滋賀県と岐阜県の境界にそびえる伊吹山の周辺には、「鬼伊吹」と呼ばれた伊吹弥三郎という人物にまつわる伝承が、たくさん残されています。伊吹弥三郎は、酒呑童子と同じ性質をもった人物として描かれることがあったり、酒呑童子(伊吹童子)の父親であるとされることがあったりと、酒呑童子にも縁のある人物です。この記事では、その伊吹弥三郎が「生きた場所」と「死んだ場所」として、「伊吹弥三郎の岩屋」と、「井明神社」を紹介します。

能楽「翁」(おきな)の謡曲(脚本)(後半部分)

能楽「翁」の謡曲(脚本)(後半部分)〔前半部分省略〕 三番叟 「おおさい おおさい  喜びありや 喜びありや 喜びありや  この所より外へはやらじとぞおんもふ」 【「揉の段」の舞】 三番叟 「ああら めでたや  物に心得たる あどの大夫殿に ちょつと見参申さう」 面箱持 「ちやうど参つて候」 三番叟 「誰が お立ちにて候ふぞ」 面箱持 「あどと仰せ候ふほどに  それがし 随分物に心得たると存じ  おあどのために まかり立ちて候」 三番叟 「ほほう」 面箱持

I LOVE 尾根道 o(≧∇≦)/"

鬼学会の会報誌が届きました!ぼくの投稿「鬼ヶ洞と鬼腰掛岩」も掲載されています

世界鬼学会の会報誌が届きました! 今回は、ぼくの投稿記事「鬼ヶ洞と鬼腰掛岩 : 酒呑童子と八瀬童子の祖先の鬼の旧跡 in 京都洛北八瀬 & 比叡山延暦寺」も掲載されています。 上記の投稿記事では、鬼ヶ洞(おにがほら)と呼ばれる洞窟と、鬼腰掛岩(おにのこしかけいわ)と呼ばれる岩について、それらの場所へ行くための道のりを、動画と地図で紹介しています。 これらの名所旧跡は、酒呑童子や、鬼童丸(鬼同丸)や、八瀬童子(やせどうじ)の祖先の鬼にゆかりのある場所です。これらは、洛北(京

Old Maps of Enryakuji Temple on Mt. Hiei, "Sanmon-Santō Sakamoto Sōezu" (1767)

What is Sanmon-Santō Sakamoto Sōezu?Sanmon-Santō Sakamoto Sōezu (Japanese: 山門三塔坂本惣絵図) is the two old maps (1st & 2nd volume) that shows the precincts of Enryakuji Temple (Japanese: 延暦寺, Hepburn: Enryakuji) on Mount Hiei (Japanese: 比叡山, Hepb

比叡山延暦寺の古地図『山門三塔坂本惣絵図』(1767年: 江戸時代中期)

『山門三塔坂本惣絵図』ってなに?『山門三塔坂本惣絵図』(さんもんさんとう さかもと そうえず)は、比叡山延暦寺の境内と坂本地区を描いた古地図です。成立年代は 1767年 [1][2](江戸時代中期)。作者不詳。第1鋪と第2鋪の2つの地図で構成されます [3]。 第1鋪の地図 第1鋪の地図には、比叡山延暦寺の横川地区(北塔地区)と、比叡山の東麓の坂本地区(現在の滋賀県大津市坂本)が描かれています。 第2鋪の地図 第2鋪の地図には、比叡山延暦寺の東塔地区と西塔地区が描かれ

「青の森で 黒曜石の蝶は 歌を見つける」

地図を手に入れた!(o≧ω≦)O

Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)のVR空間でNFTを使って展覧会を開催してみました!

1分でわかる西垣至剛展 in Cryptovoxels(クリプトボクセルズ) (倍速ダイジェスト版) 展覧会の看板 博物館は、市民の知性を刺激し、人間精神を挑発することによって、未来の創造にむかわせるための、刺激と挑発の装置であります。きょうの講演の題目を、あえて「博物館は未来をめざす」ということにさせていただいたのは、このような意味からでございます。 ―― 梅棹忠夫「博物館は未来を目指す」, 『メディアとしての博物館』 (※1)  博物館が提供する情報は、その形態か

鬼学会の会報誌が届きました!ぼくの投稿も掲載されています

世界鬼学会の会報誌が届きました! 今回は、ぼくの投稿「青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子」も掲載されています。 その投稿では、香取本『大江山絵詞』の絵巻物に記されている「酒天童子(酒呑童子)が変化した楠」を出発点として、それに関連する叡山開闢譚の霊木や、その守護者であった青鬼、そこからさらに、酒天童子の水神としての性質などについてお話しています。 その投稿は、下記のURLでも見ることができます。 「青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子」 https://w

Somnium Space(ソムニウムスペース)のVR空間(メタバース)で、NFTを使って展覧会を開催してみました

展覧会の看板  これはひとつの実験である。このような方向によって、あたらしい博物館のありかたが開拓できるかどうか、なおいくつものこころみをかさねてゆかなければならないであろう。世界の博物館は、いまひとつの革新期にはいっている。古典的な理念、素朴な技術にささえられた、ふるいタイプの博物館は、社会の急速な変化、技術の進歩によって、いやおうなしに変革をせまられている。 いまは、変革の方向と方法の模索の時代なのである。 ―― 梅棹忠夫『メディアとしての博物館』 (※1) 大

Decentraland(ディセントラランド)のメタバースで、NFTを使って展覧会を開催してみました

わたしたちに、採算ずくではやれない仕事、未来にむかってのおもいきった実験をやるという仕事を課しているのであります。おもいきって積極的に、未来をめざし、未来をひらく仕事をやれと命じているのであります。後衛部隊にあまんじてはいけない。博物館は現代社会の最前列をゆく文化施設たれと、命じているのであります。博物館は、現代文明のアヴァンギャルドたれ、これが、今日われわれが国家・社会から課せられた任務であると、わたしはかんがえているのであります。 ―― 梅棹忠夫「文明のアヴァンギャ

「その稲光りの彼方に」

学部生の頃、伊藤正義氏の「中世日本紀の輪郭―太平記における卜部兼員説をめぐって―」(『文学』40・10、昭和47年10月)に触れ、その稲光りの彼方に、軍記と説話とが融然一体となった、と言うより従来のジャンル枠を越えてしまっている、あるべき中世文学研究の姿を垣間見、戦慄に近い驚きが体を走ったのは、果して私一人の体験であっただろうか。そこに提示されていたのは、文学史的底流としての秘伝、注釈の類であると同時に、全く思いも懸けぬ深さを伴う太平記の読みであり、軍記、説話の成立基盤を

青き鬼の霊木と、比叡山の水神たる酒天童子

はじめに ここでは、香取本『大江山絵詞』の絵巻に記されている「酒天童子(酒呑童子)が変化した楠」を出発点として、それに関連する叡山開闢譚の霊木や、その守護者であった青鬼、そこからさらに、酒天童子の水神としての性質などについてお話します。 目次 ・はじめに ・酒天童子の昔語りのなかの霊木説話 ・比叡山の所有権移転の霊木説話が記載されている文献群   ・『法華経鷲林拾葉鈔』の、鬼の霊木の説話   ・『日吉山王利生記』の、青鬼の霊木の説話   ・身延文庫蔵『法華直談私見聞

「凡そ学的研究の方法として、実地の調査の忽諸に附すべからざるはいふを俟たぬ」

凡そ学的研究の方法として、実地の調査の忽諸に附すべからざるはいふを俟たぬ。今神社の方面に就いて考へても、文献に並び之を尊重しなければならないのは、論のないところであろう。 (出典: 宮地直一(序文) 「序」, 井上頼寿(著者), (1988年), 『京都古習志』, 臨川書店.) 京都古習志|書誌詳細|国立国会図書館オンライン https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000001944013-00 京都古習志