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神奈川16区 [海老名・伊勢原・厚木] 与野党大激戦の軌跡 #40【選挙解説】


①神奈川16区のエリア

  • 厚木市

  • 伊勢原市

  • 海老名市

②自民・民主交互に入れ替わる波乱の選挙区

今回、区割り変更に伴い大幅に変更となりました。16区は座間市と相模原市を失い、代わりに海老名市が入るなど選挙戦の情勢も変わるかと思います。
そのためまだ地盤固め出来ていない候補者も比較的攻めるチャンスかも知れません。

現在、神奈川16区は後藤祐一党役員室長の選挙区です。
後藤氏は経済産業省出身の代議士で当選5回の衆議院議員で、泉代表の推薦に名を連ねた1名となります。
低所得者や児童への給付やネット投票、憲法改正については生活安全保障を優先した議論についてを唱えている方です。
どちらかといえば中道リベラルの方ですね。
昨年は野党候補1本化に成功し、1万票以上差をつけて当選しました。
対するは義家 弘介氏ですね。義家氏は教育系出身の当選4回の衆議院議員で文部科学副大臣、法務副大臣を歴任し、「ヤンキー先生」というニックネームでも知られています。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。

立憲【現職】後藤祐一候補(54歳)[5期] 
自民【現職】義家弘介候補(52歳)[4期][参1期]
維新【新人】伊左次美江候補(62歳)
参政【新人】佐野留美候補 (36歳)

④今回制するのは誰?

神奈川16区はリベラル保守の構図でなく、風というふうに感じます。
こうして自民と民主系の議員が交互に入れ替わりながらも比例復活できるのですから、時の代議士の風とも言えます。
もし16区の争点となるならば党の勢いよりも、本人が行なってきた国会活動や16区民の民意とも感じます。
例えばお二人に不満で女性議員を擁立したら佐野氏に票が集まるかも知れません。
一方で野党不審なら野党票が分散し自民党が利することになるでしょう。
ただ自民側も内閣支持率の低さが課題であり、その部分が維新や参政党に票が流れるかも知れません。
あとは本人たちの不祥事によってさらに風が・・・分かりませんね。

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