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手に目にキラキラを塗った
寝ながら湿気を帯びていた
勘繰り解けない鎖で堕ちた
雨は弾き垂れるか空に帰る
かと思えば私の影が柄って
出逢ったばかりのあなたが
何で引き留めようとしてる
胸に夜に撒かれた同じ粒子
もう一人で眠ることはない
映写機がくるくる回り狂う

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