日本国の一国民ここに記す 私は国葬儀に反対である
序令和4年9月27日、安倍元首相の事実上の国葬である国葬儀が開かれる。戦後の日本国として首相経験者の国葬が実施されるのは吉田茂元首相以来55年ぶり2例目である。岸田首相は歴史的な決断をしたといってよい。
しかしながらこの安倍元首相の国葬は様々な点で看過できぬ問題があり、その決定と実施は日本国の国家の根幹をゆるがすものである。まずそれ自体が大問題であり、さらに日本国の法秩序崩壊の一線上に楔として精確におかれた事件でもある。本稿では国葬儀に関する基本的な問題・点としての問題を概