映画は終わりが肝心(その4) ポランスキイの「マクベス」
シェイクスピアの悲劇で最高傑作は、『マクベス』だと私は思っている(ついでに言うと、喜劇では『12夜』)。
スコットランド王ダンカンの忠臣マクベスは、ダンカン王を殺害して、スコットランド王になった。しかし、殺害をそそのかした彼の妻は、精神錯乱に陥る。
そして、ダンカンの長子マルコムが、イングランドの助力をえて、マクベスを破る。
映画化されたマクベスは、沢山ある。それらのうちで最高傑作は、何といっても、天才ロマン・ポランスキイ監督の「マクベス」(1971年)だ。オー