女性のための合体ロールモデル1号の作り方

こんにちは!昨日ご機嫌に仕事する記事を書いたから、今日もご機嫌でな私です。

うちの息子3歳はウルトラマンにドはまりしています。今放送しているウルトラマンZは、過去のウルトラマンのちからをメダルにして、変身アイテムにそのメダルを3枚セットし変身し、複数の能力を得て強くなります。

少々飛躍するのですが、「複数の先輩のちからを使って強くなる」というのが現代の女性には特に必要なのではと思ったので、今日はこのお話しをしたいと思います。どうぞお付き合いください。

ロールモデルっていた方がいいの?


ロールモデルとは、行動や考え方を真似したり、学んだりする対象になる人のことを言います。いわゆる「お手本になる人物」のこと。

「あの人みたいになりたいな~」と思うところから始めて、その人の行動や思考を真似することで成長できると言われています。

私も女性ですが、生物本能的に「群れる」習性があるからですかね。また、女性は共感を求める脳みその作りになっていることも影響しているのかなと思います。


私は学生の頃からずっとロールモデルを探していて、探すのをやめたのはここ数年です。どこから聞いたのかあまり覚えていないですが、就活のときだったか、ロールモデルを探そうと言われたのが頭に残っている気がします。

確かに、仕事していると、壁に打ち当たることも多くありました。そんな時、少し先を行く先輩にどう乗り越えたか聞きたい気持ちはあり、実際にロールモデルに近いような先輩とよくランチをしていました。


ロールモデル探しは難しい

今、私は京都府が実施している「女性のための管理職研修」というのを受講しています。そこでも話が出てきたのが女性のロールモデルについて。

社内で、女性管理職のロールモデルを探そうと思ったら大変です。

女性管理職あなたの会社にはいますか?日本全体で見てもまだまだ数は少ないです。「2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度」という政府目標がありましたが、現状は8%にも満たない現状です。

私が受講した「女性のための管理職研修」では、ロールモデルは社内だけではなく社外でも探そうとアドバイスを受けました。なかなか自分ひとりでは、他社の女性管理職と繋がるのが難しいので、メンターマッチングのサービスもあるそうです。世の中いろんなサービスがあるんですね。

女性の働き方は多様化し、時代は変化している

今私には師匠と仰いでいる人は何人かいますが、ロールモデルにしているという感覚はありません。ここ数年ロールモデル探しはしていません。「あ、私と同じ考えや環境の人はいないな」と悟ったからです。


生き方や働き方は多様になってきました。その人にとってベストなキャリアは本当に「ケースバイケース」だと思います。まさに正解がない。どういう業界で仕事をしているか、定時で帰れるのか、本人の性格や家族構成、環境が全て同じという人は存在しません。

そして、時代も短期間で大きく変わり続けています。特にコロナの影響で仕事をする環境は大きく変化したという人も多いのではないでしょうか。先輩が自分の年齢だった頃の働く環境と、あなたが今直面している環境はまったく異なります。時代変化が激しいことも、ひとりのロールモデルを見つけにくい原因のひとつではないかと思います。

あなたの会社が定時で上がれるのかや、あなたの仕事に対する考え方だけではなく、パートナーの仕事や、頼れる人がいるのかなど働く女性を取り巻く環境は本当に様々です。時代の変化にしたたかに流されていくのも必要だと思います。


合体ロボット的にロールモデルを組み上げてみる

ここから冒頭のウルトラマンの話に戻ります。「複数の人のちからを使って強くなる」のが良いのではと私は思っています。

「この人のここは真似したい!」というものをたくさん探して合体させるのです。合体ロボット的にロールモデルを組み上げてみてください。

例えば、仕事の仕方はこの人、子育てはこの人、掃除はこの人、健康はこの人といった具合です。

自分がいいなと思う人生の先輩たちを組み合わせて、合体ロールモデルを作ってみるとあなたにぴったりのロールモデルが出来上がります。複数の人を合体させると、矛盾が出てくることももちろんあると思います。まぁ、それも良いのではと私はゆるく考えています。誰に指摘されるものでもないですし。


私は、リーダーシップはワークライフバランスコンサルの会社の先輩がお手本です。月に1回は雑談しています。健康に関しては夫がお手本です。筋トレとか、睡眠の質を上げる方法とかいつも考えて実践していてすごいんですよ、私の夫。子育ては、今のところまだ見つかっていません。

このように分けて考えてみると、案外ロールモデルにしたい人って見つかると思います。「一人の人間のロールモデル」にこだわって探していた頃私は「他人軸」で生きていたように思います。自分の人生で大事にしたいことを分解して、お手本にしたい人を挙げてみると、あなたらしい生き方ができるようになるんだと思います。

まとめ

・ロールモデル探しはもうやめよう
・お手本にしたい人を合体さてあなただけの合体ロールモデル1号を作ろう


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