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私がドールにきっかけを持った漫画

 ここ数ヶ月、ドールに特に関心を持っている。
 ドールオーナーなのだから当たり前ではあるのだが、ドールを所有したての謎の緊張感や自惚れとはまた違った、自然に空気を吸うような感じで「ドールちゃんのお洋服、また買おうかな」「そろそろウィッグやアイを別のものに交換してもいいかもしれない」「ドール用のアクセサリー、試しに買ってもいいかな」と悩みがつきない。

 前置きが長くなってしまった。


 



 これらの記事を読んだ上で、この記事を流し読みしてくださると今回の内容がスムーズに理解ができると思う。要は、私が自分のドールを持ちたいと思ったきっかけの一つとなった漫画についてちょっとご紹介したいのだ。

 ドール好きやドールに関心のある方で、よく『ローゼンメイデン』という漫画・アニメからドールを知ったって人はとても多い。私も作品やざっくりとした登場人物はある程度把握している。

 しかし私はこの作品ではなく、別の漫画・アニメからドールに興味を持ちはじめた。正確にいえば、憧れを密に持つようになっていた、というべきだろうか(自分のドールを所有してからそのことに気がついたのだから、ちょっと鈍感な気がする)
 その作品とは、以下のサイトで確認ができる。



 ある程度のサブカルオタクなら皆知っているであろう漫画家(知らない方いらっしゃったらごめんなさい)『CLAMP』さんの『エンジェリックレイヤー』だ。詳細などはサイト内の、作品紹介、というボタンからクリックして確認してほしい。
 ざっくりとあらすじを解説すると、中学生になって東京へ上京した女の子が、街頭テレビでみた、互いの『天使』が格闘して遊ぶ様子にあこがれて、デビューしていくという話である。
 そこに出てくる天使こと、自分の脳内信号に反応して動くドールたちが魅力的だったのだ。今でも自分のドールが自分の思うように動くようになったらいいなと思うのは、この作品の影響が大きい(ドールが勝手に動くのは、面白いなと思う反面、ちょっとホラーだな、怖いなと思う人間なので、あくまでも自分の脳に反応して動くぐらいがちょうどいいと思う。これは人それぞれだろうか)
 またこの漫画は『機動天使エンジェリックレイヤー』という名前でアニメ化もされているが、そこでつけくわえられた、ドールと日々の日常を過ごすという姿に、当時小学校高学年だった自分は、いいなぁ、とほれぼれしていた。
 ドールオーナーになって改めてこの作品を振り返ってみると、お値段いくらするんだろう、大きさは、ドール同士で格闘をして壊れたらどうするのだろう、などなど疑問もわいてくる。が、それ以上にやはり近未来の設定でドールと楽しむ姿は、今の時代になっても魅力的に映る。

 と、今回は自分がドールに興味を持ったきっかけの一つとなった漫画・アニメの紹介をさせていただいた。漫画は全5巻、アニメは2クール完結なので、ちょっと気になったらすぐにみられる長さなのが良い。アニメも2001年に作られたデジタル作画初期のものだが、初期独特の赤みがかった色あいさえ気をつければ、作画は丁寧で、今見ても十分なクオリティがあると思う。
 もしご興味を持たれた方がいらしたら、ぜひ漫画を読むか、アニメを見てほしい。ドール=ローゼンメイデンではないよ、ってことを発信したかった筆者だった。


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