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クリスマスのうた 〜 the christmas song 〜

街のあちこちでクリスマスの飾り付けを目にする季節になりました。私は冬生まれということもあって、この季節はワクワクと心踊り、と同時に、胸をキュンと締めつけられるような、郷愁にかられるシーズンでもあります。

クリスマスの歌はどれもこれも素敵ですが、なかでも、素晴らしいジャズシンガー Mel Tormé が書いた "The Christmas Song" は、私の中で三本の指に入る best of the best christmas songs です。

美しく展開するメロディ… そして歌詞も、ウィットに富んでいて、やさしい視線に溢れています。大好きなこの歌を、【超•ゆき訳】してみました。

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栗の実を 焚き火で焼いているよ
霜おとこジャックが噛みついた君の鼻先 赤く霜やけて
この季節の祝福の歌を 聖歌隊が歌っている
みんな着飾って 北の民族みたいに着膨れして

誰もが知ってること、それは
七面鳥の丸焼きを用意して ヤドリギを飾れば
この季節がもっと 華やいだものになるってこと
おチビちゃんたちは その瞳をキラキラと輝かせて
今夜は眠ってなんかいられない そうわかるはず

なぜって、子どもたちは知っているんだもの
サンタさんが いまここへと向かっていることを
たくさんのおもちゃやらなにやら素敵なものいっぱい ソリに積み込んで
おかあさんに抱かれた子どもたちはみんな じっと見張っているよ
トナカイがほんとうに 空の飛び方を知っているのか 確かめるために

そんな季節に 僕はこのささやかな言葉を贈りたいんだ
子どもたちに。1歳から、うえは92歳の子どもたちに。
言い尽くされてきた言葉かもしれないけれど 何度でも 何処ででも
クリスマスのおめでとうを、君に。
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まずはこの曲を、Mel Tormé 本人の歌で、どうぞお聴きください。


そしてもう一つは、これも異次元レベルで素晴らしい Jacob Collier くんの、お得意の "セルフ多重録音" のバージョンで。


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