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【全就活生必見】自分を作るな!

久しぶりの投稿です。

本当は、「ESについて」とか、「面接について」みたいな感じで、
かっこよく持論を述べたかったのですが、個別具体的すぎるし、
変に小技偏重になるのも嫌だったので、最後に就活で自分が一番大切にしていて、良かったと思えることを書きます。

伝えたいことは1つです。

「就活生の自分」という鎧を作ってはいけない

ということです。

実体験から話します。

僕は、自慢でもなく正直、就活を始める前はある程度何をやっても挫折はなかったし、そこそこ成功してきました。部活ではレギュラーになれたし、クラスで1位の成績も取れました。大学で単位もほぼ落とさなかったし、サークルも楽しい。
(受験には高校大学と失敗したし、高校の人で今も仲良い人はほぼいないですが、超ポジティブ人間なのですべてネタにできます)

そんな僕が、初めて挫折?を味わいました。
某コンサルティングファームのグループディスカッションの時です。

関関同立レベルは僕ひとりだけ、残りは東大京大東工大早慶という状況でした。決して学歴が全てではありませんが、流石にすごかった。圧倒されました。狭い世界で成功体験を重ねてきた自分にとって、目の前に絶対敵わないと思わされるレベルの学生がいること自体がすごくショックでした。

その後、そのようなハイレベルな学生に勝たないと、志望企業の内定がもらえないと非常に焦りました。

焦った僕は間違えた選択をします。

いかにも素晴らしい人格者であり愛想がよくみんなに好かれるような、「就活用の自分」を作り上げました。リクルートスーツを着た時は歩くスピードが普段の1,5倍になったし、笑顔も絶やさないし、勝手に大学で勉強を頑張っているエピソードを作り出し、あたかもすごい実績を残したかのようにサークル活動を語りました。

でも、何故でしょう、ことごとく上手く行きませんでした。就活がストレスに感じるし面接で落とされるし。(面接官ってやっぱり見抜く能力すごいんですかね。笑)


しかし、吹っ切れて「自分を受け入れてくれる企業は分かってる、受け入れてくれない企業は潰れればいい」「落ちたとしてもそれは面接官と合わなかっただけ」「自分が面接で企業を判断してやろう」くらいのテンションに切り替えました。

(一応考えを転換した経緯を話すと、読書やNEWSPICKSの記事などを通して選択の多様性と、人の多様性を感じ、人生のテーマとしてそれを実践しようと考えたことです。いわゆる意識高い系の界隈に触れてみると、就活に縛られる自分が如何に愚かかわかりました。編集者の箕輪さんや、学者の落合陽一さん、キンコンの西野さんなどの活動を追いかけてみると、自由に生きようと思いました。)


こう考えるようになると、就活が楽しく、うまくいくようになりました。

実際面接では、第3志望であってもそれを正直に伝えたし、自分が友達少なかった過去もネタにしたし、硬い雰囲気の面接では積極的にお酒の話を持ち出して和ませようとしました。リクルーターの女の人に「お若いですね」って冗談を言ったり、自分が周りの学生より劣っている点を自ら挙げたりしました。

なぜなら、普段友達と話す時ってそんなもんだからです。
友人関係においては自分をさらけ出せば信頼関係を築けることが多いのに、相手が面接官だからといってそれが通用しないはずないと思っています。

もちろん、礼儀と最低限のルールは守らなければなりません。私生活のように遅刻はしては行けないし、ネクタイは上までしっかり締めるし聞かれた内容に忠実に答えました。


ではなぜ、「就活用の自分」より「自然体な自分」のほうが良いのか。
3つに絞って理由を説明します。

①面接官にバレるから
面接官は一応プロです。作り込んだところで、バレます。というより、自分のことに必死で就活のことしか見えていない学生を採用したいと普通思いません。

②入社後を考える必要があるから
入社後、何年も作り込んだ自分でいるのはしんどいことです。自然体で面接を突破し入社した企業なら、自信を持って準備できるし、入ってからも自分なりに努力すればよいだけだと思います。

③周囲のストレスが減る
就活を苦に感じずに自分と向き合っている人にとって、就活期の「典型的作り込んだ就活生」は思った以上にストレスです。しばしば就活生モードから開放された彼らは往々にしてマイナス発言をします。周囲の士気まで下げるGDのクラッシャーと同じ人になります。


さて、最後はちょっと尖ったことを書きましたが、この考えを必ず持っていて下さい。就活が辛く苦しいものであってはいけないと思っているので強くおすすめします。

これから就活を迎える人に向けて伝えたいこと、それは
内定を勝ち取るためだけに作られた自分ではなく、今までの人生に自信をもち将来の活躍をイメージできる自分で、第一志望の内定を獲得して下さい。
そのために、できる努力を全部しましょう。

もっと連載する予定でしたが、予想以上に最近忙しいのでこれにて連載を終えます。気が向いたら他の記事も書こうと思うのでそのときは是非見て下さい!

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