業務中に堂々とTwitterを見ている理由

私は仕事中、よくSNSを見ている。トイレにスマホを持ち込んでこっそりとではない。自席のパソコンで堂々と。時にはイヤホンを装着して、真っ昼間からYouTubeをチェックしている日もある。

週1以上やっているが、会社に注意されたことは一度もない。そもそも私だけじゃない。他のスタッフだって、業務時間中にSNSをガッツリ見ている。私の会社では、それが仕事になるからだ。

編集プロダクションでは、仕事でSNSをチェックすることが多々ある。記事の監修者を探すため、TwitterやYouTubeを巡回する。取材先の情報を集めるため、公式Twitterやインスタグラムをずっと見ている時もある。知識のない分野の仕事を担当する時は、その分野に詳しいYouTuberの解説動画をひたすら視聴することも。中にはスポーツ中継を観ながら仕事をしている人もいて、「本当に仕事なのか?」と思う人もいるけれど。。。(スポーツ系の仕事してるのかな・・・?)
ともかく編プロにとって、SNSは貴重な情報源なのだ。

もちろん大変なことも多い。ふさわしい人が見つけられず、検索結果をスクロールし続けているときは、出口の見えないトンネルを歩いている気分になる。。チェック対象のSNSの投稿がおもしろくないと、ものすごく時間を無駄にしている気がするし。。

だけど私は、このSNSチェック業務が結構気に入っている。いろいろなジャンルの人や投稿をみて、「へーこんな人もいるんだぁ」と世の深さに触れられる。全く興味なかった分野に、ほんの少し詳しくなれる。仕事を理由に、SNSの有名人とコンタクトが取れることだってある。編プロに勤めていれば、SNSチェックも夢を広げるきっかけになる。

編プロや編集者は、とにかく自由だと思う。仕事のジャンルや大きさも、業務の幅も、想像以上にだだっ広い。実力が伴えば、もっと広い世界が見られるはずだ。面倒なことも多いし、勢いのある業界ほど稼げないかも知れないけれど、編集者ってすごく楽しい仕事なんじゃないだろうか。。?
もうほかの仕事にはいけないなぁ。。。

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