みなさんどうもこんばんは。僕は今とても困っています。

ポケットティッシュがないのに鼻水が出てきて、それはもう崩壊寸前のダムのごとし。
こういうときに限って、狙いすましたように、ガヤガヤしてた店内が、まるで早朝の寺修行のように、しん…と、静まりかえっていたりするんですよね。そして、一挙手一投足、動きをすべての人に感づかれているようなあの緊張感。
怖いですねえ。辛いですねえ。まったく困ったもんですねえ。

僕の体質だけなのか、みんなもそうなのかわからないけど、空気が乾燥しているところに長くいると、ふとした拍子に鼻腔に軽い痛みが走り、しばらくすると水っぽい鼻水が出てしまうんです。

以前、西洋の方々は鼻をすする音が不快！日本人はなんですぐに鼻をかまないの？？なんていうお話を聞いたことがあります。
コミュニケーションに秀でた民族は、鼻水をすする音はコミュニケーションとして解釈してるのかな～。そんなことないよね。
そんなこんなで、西洋の方が近くにいるとき…でなくても、なるべくハナミズには気をつけて、生きてきたつもりなんですがね。

（日本以外のアジア圏では、どういう扱いなのかな…。気になるな。
まあ、やっぱりなるべくなら、音は出さないほうがいいんだと思う。
体から出る音は、すべからく不浄だと思われてそうで怖い。）

紙ナプキンをもらって、誰も見ていなさそうな針のようなタイミングを見計らって、この危機を乗り越えたわけです。

紙ナプキンで拭くっていう行為も、世間では、あれこれ言われたりしてるみたいだけど、出るものは出るんだし、ハナミズ垂らしたままのヤツがね、商談？合コン？モッシュ中？なんでもいい。
アナタの半径30cm以内にいたら…あんたはどうよ！？！？絶対(×50)「紙ナプキンでもなんでも使ってくれ～～～～！！！」って思うはず。
まあ、そういうことじゃないんだけどね。ティッシュやらハンカチーフなり、持てよエチケットだろ。って言いたいんだよね。
でも持ってなかったら何かで拭くしかないの。にんげんだもの。

タイトルの「60パーセント」は、体内の水分量のこと。
滝のように鼻水が出やすい人の割合でも、鼻をすする音が不快に感じる割合でもなく。
胎児はたしか8-9割。ほぼ水。水信玄餅くらいかな。

大人になるとどんどん水分ってば枯れていくのに、お呼びでないときに出てくる鼻水。
いや枯れてきてるから体が守ろうとしてるのか。