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映画鑑賞 天使のいる図書館

本好き、図書館好きな私が日本映画チャンネルから気になって、録画したのをみました。
 小芝風花さん、特撮ガガガ以来、なんだか気になる女優さんです。
香川京子さん、この映画の香川さんは晩年の私の母に、驚くほどよく似ていて、香川さんの姿がどうしても母とだぶりました。

◎あらすじ
 小芝風花さんのさくらは、新米の図書館員、本特に図鑑が好きで、本についての知識も多い。
しかし、話し方がちょっと一本調子で、人間関係はあまり上手くない。

特に、利用者へのレファランスサービスは、相手の望むことを字面で理解して意味を取り違え、先輩たちをハラハラさせる。

そんな時、香川京子さん演じる京子が、毎日図書館で座っているのをみつける。

さくらが気になって声をかけると、京子は、この町で撮ったという古い写真を見せて、これを撮った場所を知りたいのだ、という。


さくらはここで、先輩に教えてもらった、利用者が何を求めているか、考えて応えるために行動する。
でも、それはちょっと図書館員としては、踏み込みすぎる感じて、先輩たちは心配する。しかしさくらは、京子の希望に添うように、調べ同じ場所を一緒に訪ねていく。

その中で、京子が元恋人を探していること、京子は余命を宣告された身であることを知る。

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◎好きな場面


*映像として美しいのは、最後のススキの原で
 のシーンだ。銀色に光るススキを背景に、
 ゆっくりと回想シーンから恋人同士の2人の会話が進んでいく。

*内容的には、さくらが先輩に怒られながらも、
 京子のためにどうしてもと、懇願する場面。
 知識と数字で埋め尽くされていたサクラの頭が、京子の気持ちに添いたいという思いから、
 自分を突き動かす。


◎感想
*人と関わるのが苦手な子が、図書館司書になり
本だけと向き合えばいいと思っていたら、職場の先輩との関係、レファレンスを通して利用者さんとの関わりも大切だと気づき、人としても成長していった、鑑賞後は清々しい。


*どんな仕事も必要としている人の思いに気づき、できる限りそれに添うように、力を尽くすことに意味を見出せたら、やりがいがあるだろう。


*そして人と関わるのが苦手といいながら、誰かのために尽くすことができたら、人として生き
る過程で、一つ前に進めるような気がする。

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◎今日も私のnoteにご訪問していただき、
ありがとうございました🌷

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