【人生映画ざんまい】

今回紹介する映画は
『ゴースト/ニューヨークの幻』
監督はジェリー・ザッカー
ジャンルはロマンス/ファンタジーです。

この映画、恥ずかしながら今まで断片的にしか観てなかった作品でした。
名作なのに。
dTVというドコモの映像配信サービスにて視聴しました。

けっこう前の作品ですけど、この作品の感想は一言で言うなら、好きだわぁ!

少しだけストーリー解説すると(ネタバレあり)
銀行員のサムは、同僚のカールや恋人のモリーと幸せな時間を過ごしていたが、強盗と揉め合い命を落とした。
サムは死後、愛するモリーを想い、ゴーストとなり同じアパートに共に存在している。
そんな時、アパート内にサムを殺した犯人が侵入してきた。
それを、飼い猫をけしかけてなんとか追い出すことに成功した。
アパートから出た犯人を追い住所を突き止め、モリーに危険が迫っていることを知る。

どうにかモリーに危険を知らせるために、霊媒師のオダ=メイに声を届け、モリーのもとへ歩み寄る。
サムとモリーの仲にしか知らない話を、オダ=メイに伝えさせ、モリーは徐々にゴーストとなったサムの存在を信じるようになる。

同僚のカールは、モリーがサムの存在を信じる想いを否定し、寂しさを慰めるように近づいていた。
実は、サムが死んだのはカールが仕組んだ罠だったということをモリーは知らない。
ゴーストとなったサムはその事実に嘆き、カールへの復讐が始まる。

最後は、同じゴーストとなったカールが地獄と思われる場所へ引きずられ事件は解決した。
モリーに届けられる最後の想いを愛していると告げ、サムは天国へ旅立つ。

構成がしっかりしていますよね。
日常の幸せという第一幕から、ゴーストになってしまう第二幕、そしてまた幸せを取り戻し日常に戻っていく第三幕。
そして、サムの葛藤が共感できる内容だと思います。
愛する人を残し、側にいるのに触れられず、想いや声も届かない。
幸せになってほしい、寂しさを払いたいという願いはあるものの、同僚のカールがそれをするのはもどかしい。
悔しさや葛藤などが、表情に現れていてあのシーンはすごく共感しました。

それにあの名シーン。
陶芸品を作る2人の手によって愛が造られていくシーンにあの名曲。
最高ですよ!

ぜひ一度は、鑑賞してみてください。
愛するものへの表現や、想いを学べますよ。

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