昨日、私はイオンの火曜市で花を買ってきた。

「可愛い〜💗花って見ているだけで可愛いって言われるからいいよね〜」

そう言うや否や、私は主人の顔を覗き込む。
すると主人は、いきなりセリフを口に出した。

『この花は私です…やっと綺麗に咲いたのです…』

鼻にかかった声で話すそのセリフは…
そう、桜田淳子の歌！
(本人は桜田淳子のモノマネをしているつもり)

「ねぇ、それなんていう歌？」
と、私が聞くも主人もタイトルを思い出せない様子。
『…誰よりも先に、あなたに見せたかったのです…』
主人は続きのセリフを唱えながら、2階へと消えていった。

さっそくネットで検索すると、
それは桜田淳子の「花物語」という歌だった。
この歌の冒頭には、長いセリフがあるのだ。

…と、そこで私は、検索したスマホの画面を見てギョッとした。YouTubeのカテゴリが「アダルト音楽」となっているのだ。

「ちょっとちょっとお父さん！この花物語ってアダルト音楽なんだって。なんで〜？」

アダルト…と聞けばそりゃ、その…そういうことなんだよね？桜田淳子の歌がアダルト？？

私の頭の中は？？でいっぱいになった。
桜田淳子は、もはやそういう存在になってしまったのだろうか。

すると主人は首を横に振りながらこう言った。
「違うでしょ。『アダルト』って大人ってことだから上の世代の音楽ってことなんじゃないの？まったくお母さんったら」

おー、そういうことか！
調べてみると「アダルト音楽」とは、昭和歌謡を指しているというブログもあった。
ちょっと紛らわしいぞ。
ん？それとも私が変なのか？？😂