見出し画像

自分で取った松の実と育てた紫蘇で紫蘇ベーゼを作る!

8月の間にひたすら松ぼっくりから取り出した松の実は、やっぱり夏の風物詩ともいえる、ジェノベーゼに使いたい。

もちろんポルトガルでも、この時期になったらバジルがたくさん売っている。でもせっかくだから、今庭に豊富にある紫蘇を使って、紫蘇ベーゼを作ろう。

紫蘇はその辺中に種をうえたので、これでもかというくらい庭中に青々と育っている。もうこれ以上植える場所がないので、友人たちにも苗を配った。(うまく育てられた人は、ほとんどいなかったのが残念、、。)



紫蘇をたっぷりと、松の実、少しのにんにくと塩、そして、友人のファームが作っている、とても美味しいオーガニックのエキストラバージンオリーブオイルをブレンダーに入れて、ガーッと撹拌する。これを清潔な瓶に入れて、上から空気への接触を防ぐために、さらにオリーブオイルで蓋をして、冷蔵庫で保存。


あんなにたくさんの紫蘇を使ったのに、出来上がるのは少しだけ、、。

先日友人家族がフランスから遊びに来た際に、この紫蘇ベーゼをベイクドポテトに乗せて出したら、とても気に入ってれた。「これは美味しすぎる!紫蘇の風味がたまらない!」と何度もお代わりしてくれ、私もこの人たちに食べてもらえて本当に良かったなぁとしみじみ思った。その翌日は、薪のピザ釜でピザを作ったので、そこにもバジルの代わりに紫蘇ベーゼを乗せて食べてみたらこれも絶品。豆腐にも合うし、和の料理にも洋食にも何にでも合うから、これは万能調味料だな!


これは薪がまで焼いたピザ
これはその翌日にオーブンで焼いたピザ


至ってシンプルだけど、素材が全て新鮮でいいものだけで作るものって、たくさんの調味料やいつどこで作られたかわからない食材を駆使して作る味に比べたら、究極の贅沢だと私は思う。これが田舎暮らしの最も感じる醍醐味の一つかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?