今回は今進めているリズムセンシングプロジェクトについての記事です。

このプロジェクトでは、自分たちの身体や、心や人生のライフサイクルといった命のリズムをもっと大切にすることで見えてくる社会の選択肢を、対話を通じて生み出したいと考えています。

まず、女性のリズムを大切にするとどんな社会が見えてくるか？という場を作ろうとしているのですが、この女性のリズムを大切にしたときに考えられる具体的な選択の1つが、下記の記事に書かれているようなことだと思います。

これ、「どうしてもっと早く思いつかなかったのかなぁ？」と思うのですが、女性の身体には1ヶ月に四季があると言われているくらいリズムが変化します。男性の身体は一定のリズムでホルモンが分泌されているので、同じことを繰り返すというのは男性の身体のリズムに合わせた暮らし方なんですね。

例えば、生理の周期をアプリで管理している女性は多いと思いますが、ルナルナで管理すると、今の身体の状態は「ブルー期」「キラキラ期」などとアプリ上に表示されます。

つまり、女性の身体は毎日微妙に変化している。これを大前提に物事を考え直してみると、「今の社会に必要な選択肢が見えてくるのでは？」と思っています。

女性の方なら、このリズムを意識して自分の心と身体を観察してみると自分について分かることが多いはず。（例えば、私自身も過去にブログに書いたことがあるのですが、創造性が必要な仕事はなるべく「春」の週に、打ち合わせは「夏」の時期に、事務的な仕事は「秋」の週に、読書するのは「冬」の週に多くしています。)

生理のリズムを当たり前に考えると「こんな仕組みがあると良いよね」「こんな選択が考えられるのでは？」をたくさん見つけたい。それが男性にとっても生きやすい社会につながると考えています。