黒澤優子 on Pirates Books

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黒澤優子 on Pirates Books

http://piratesbooks.lovesick.jp/writer.html 福島市生まれ。ファッション誌のライターを経て、作家に。留学の際に、藤原新也さんの『メメント・モリ』の英訳を担当。2015年、短編集『トウモコロシ』を出版。

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エラノスの家 〜Skype版~

こちらはご好評をいただいているエラノスの家のSkype版購入用ページです。 Skypeによる対面セッションであなたのホロスコープをリーディングいたします。(1セッション30分、10:00〜 または14:00〜) ご希望の方はご予約カレンダーをご確認の上、4日前までに必要事項を添えてお申し込みください。 ------------------ 【申し込み方法】以下の「購入して続きをみる」を押していただくと連絡用のメールアドレスをご覧いただけます。そのアドレス宛に、 ・n

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    • お寺で育った幼少期、異国での日々、3.11での被災、ライターで食いつないだ東京でのじり貧生活...こわがりだった私の半生の中で、唯一ゆずれなかったもの

      子供のころの夢は、作家になること。 それは、自分のイメージとして、ずっとあったこと。 だけど、どうやって作品を書いていいのか、 どうやって作家になったらいいのか、 まるでわからなかった。 ◇ 見ためもふつう、勉強もふつう、運動もふつう、 平凡を絵に描いたような子供だった私の、 唯一の特徴といえば“こわがり”だということだった。 そんな私が生まれそだった場所はお寺。 母の実家もお寺で、寺同士が結婚した純寺の子。 当然のように家の前は墓場というシチュエー

      • 黒澤優子 己について語る

        —作家になる前はどんなことをしてたんですか? 短大生のときからライターのバイトをしてて、卒業後その流れで雑誌と漫画の編集者を二年半ぐらいやりました。漫画家さんを何人か担当して、中でも臼倉若菜さんの四コマ漫画には「くろちゃん」っていうキャラクターで毎週出演もしてて(笑)。パチンコを打ちながらどうでもいいことをくっちゃべって、それがネタになるっていう構成だったんですが、当時つきあってた彼の頭髪をネタにして喋ったことがそのまま漫画になって出てきたときは泣いて変えてもらいました。

        • ミカ

          そこは誰も入れない、二人だけの合わせ鏡。 よしこ 「これ、食べたい」 ミカは手をのばすと、私の自信作ふわふわの卵焼きを口の中に放り込む。 これこれ!って、満足げなミカを見ながら、そうそう、私もつまみ返してやろうって毎回おもうのに、いつもできない。だってミカの手作り弁当ってみたことないから。 ミカ 私にだってお弁当を持ち歩いていた時期があったのよ。その時母は誰だったか男の姿を追いかけていて。ほんとうに影もないような顔のない男たちばかりを母はいつも。 私は独り、母の

        エラノスの家 〜Skype版~

          エラノスの家

          《追加ご購入ご希望者様への追記、有料エリアにあり》 《金額改定についての追記あり》 ------------------ 「ホロスコープ面白いわよ」 ロンドン留学中、ヒーリングカレッジの先生からの一言がきっかけでホロスコープリーディングにはまりました。人の出生図をみていると、その人が何をしにどんな目的で地球にきているのか。ふっと、教えてもらっているような感じで面白いです。 出生図とは、その人が産まれた場所とそのときの星の配置です。 太陽、月、水星、火星、金星、土星

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