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インドヨガ日記① l シヴァナンダヨガ初日

ヨガをやるならインドで始めたい。
兼ねてからそう思っており、今回チェンナイ行きを機に日本にいる間に情報収集をした。
結果、種類が多すぎて違いがよくわからなかった。
説明も専門用語が多く、初心者には違いを理解するのが難しいと思う。

色々な体験記を読むと、日本からヨガをしに海外へ行く方はアシュラムに籠って修行する方が多いようだった。
結局、チェンナイの自宅から一番近いシヴァナンダヨガセンターで、ビギナーズコースを受けることにした。

ホームページを見ると瞑想やアーユルヴェーダも大きな要素を占めているようで、自分の目標にマッチしている。
瞑想もインドにいる間に取り入れたいルーティンのひとつだ。

https://sivananda.org.in/chennai/

ビギナーズコースは月水金の週3回、朝6:00-7:30
4週間で1クール。定期的に開催されている。
ホームページから会員登録し、5000ルピーを先に支払う。

いろいろなクラスや修行コースがあって、それなりの金額も決められているので、商業的な感じを受けた。
だからこそしっかり教えてくれそうだなとも思う。



前日マラソンで4時起きに引き続き、5時起きである。
暗い、眠い。

道路は車が少なく、牛たちが道路の真ん中を優雅に闊歩していた。

アパートの近くで日中くつろぐ牛たち。だいたいこういう感じで寝そべっているが、朝は涼しいので活動しやすいのかも。


ヨガセンターの駐車場に停めると既に入り口に何人か生徒さんがおり、続々と車が来ていた。どうやらオープンクラスも同じ6時開始のようで、受付では数人が並んでいた。


外で靴を脱いで裸足で建物内にあがる。


ビギナーズコースはセカンドフロア(日本でいう3階)で行う。

階段で上階にあがる。写真はシヴァナンダさんだろうか。 
2階
3階

開始の時には私を含めて参加者は4人で、女性3人男性1人。みな若い。

簡単にそれぞれが自己紹介をしてから始まった。

あとから4人が遅れて来て8人になった。女性6人男性2人。
出身地は聞いたことのない名前ばかりで、皆インド国内の人のようだった。


教室内。広い。ワンフロアに大部屋ひとつという造りになっている。


部屋は広く、窓がたくさんあって気持ちが良いのだが、カラスの鳴き声がうるさくて先生の説明する声が聞こえない。
何か質問されるたびに皆聞き返す。 


窓の外はジャングル


最初はおそらくシヴァナンダヨガの創始者の話をしてくれたが、それもカラスにかき消されてよく聞こえなかった。
その後、心構え的なことの説明後に、準備運動的なことをした。
目の動かし方、首の動かし方、呼吸のリズムとか。

inhale、exhale が、低音で歌っているように発音するので、わかるまで少し時間がかかった。
(なのでみんな最初は呼吸のリズムがバラバラだったと思う)

後半は簡単なストレッチ。椎骨を緩める練習。

難しかったのは、腰を腕で支えて足をまっすぐ天に上げるポーズ。
全身プルプルして出来なかったのだが、先生がすぐに「オッケー、練習方法教えるから見てて」と言ったので、たぶん誰も出来てなかったんだろう。ビギナークラスでよかった。

そうこうしていて1時間半はあっという間だった。

ヨガ部屋の入り口に棚があり、ヨガマット置いておいてもよいとのこと。



帰り際に入り口でスタッフに声をかけられた。
1週間前にも私と同じ顔をした人が来てたよと言われた。
そういえばクラスで先生にも最初に「あれ、前もいなかったっけ?」みたいなことを言われたような気がする。
(カラスでよく聞こえなかったので聞き返したら流された)

そこで少し小話をし、日本にもシヴァナンダヨガセンターがあるという話を聞いた。
あとやっぱりアシュラムに行く人が多いねと。

前に日本人ヨガ講師の先生にお会いしたときにも感じたのだが、男性のヨガ講師の話し方には特徴がある。
表情をあまり動かさずに、低いトーンで淡々と話すのだが、独特のリズムと間があり、こっちが自分のペースで話せなくなる感じ。ペースを持っていかれるといったらよいのか。。これはヨガ的な話術なのか。
単にそういう人がヨガを好んでやるのかもしれないが、複数人に対して同じ印象を持ったので、さらに検証したい。

シヴァナンダヨガセンター・チェンナイ。綺麗な黄色が青空に映える。



ヨガの本場インド、頭だけで逆立ちするような挑戦的なポーズを想像していたので、ついていけそうな雰囲気でよかった。

ポーズに慣れながらヨガ哲学も少しずつ学んでいこうと思う。

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