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サツマイモ、おいし〜い。でも、調理法によっては血糖値上がっちゃうから気をつけて!

サツマイモ。すぐには食べないで!

趣味と実益を兼ねて野菜を作っています。

霜が降りると味が落ちるときいて、サツマイモ収穫してきました。
わーい!とすぐに食べてはいけません。

いや、いけないことはないのですが、2週間〜1ヶ月追熟させるとデンプンが糖になって甘く美味しくなるんです。新聞紙に包んでしばらく室温くらいのところにおいて、美味しくなるのを待ちましょう♡

糖が増えるということは、美味しくなるけれど、血糖値は少し上がりやすくなるかもしれませんね。

え〜と、なぜ急激にあげるとダメなんでしたっけ?

血糖値のおさらいです。


血糖値、急激に上げるとダメなわけ

糖分はブドウ糖として血液中に入ります。血糖値というのは血液中のブドウ糖濃度のことです。ものを食べるとこの濃度がググッと上がります。

血液中のブドウ糖を各臓器に取り込む処理を担っているのが、膵臓から分泌されるインスリン。ブドウ糖が大量に血液に入り急激に血糖値が上がると「これは大変!」と、インスリンも大量に出てきます。インスリンは、せっせと脂肪を合成するので、内臓脂肪がついてしまうというわけです。

それも困りますが、その処理が追いつかなくなって血液中のブドウ糖が減らず、血糖値が上がったままの状態になってしまうのが、糖尿病。もっと困ります。

サツマイモは低GI。でも落とし穴あり!!

GI値とはGlycemicIndexの略。血糖値の話でよく出てきます。

食品には急激に血糖値を上げるものと、ゆっくり上げるものがあり、GI値はその目安になります。急激に上げるのが高GI、ゆっくり上げるのが低GIの食品。

穀物はGI値が高めですが、サツマイモは、白米やパン、うどん、パスタなどに比べると低GIです。白米がやパンが80〜90なのに対し、サツマイモは40〜50。ご飯を減らして、サツマイモ食べると良さそうですね。

ただし落とし穴があって、調理方法でかなりGI値が変わるようです。

焼くと80くらいまで上がってしまうそうで、40〜50を保つには、茹でるか、蒸すのがいいみたい。

焼き芋、美味しいのに残念(涙)!!!

どうしても焼き芋が食べたい方は、冷ましてからどうぞ。冷ますと糖化したデンプンがレジスタントスターチになるので、吸収されにくくなるそうです。

冷めた焼き芋・・・ちょっと微妙かも? 笑


総合的には、サツマイモは優秀な食品

糖分は多めですが、サツマイモは、食物繊維が豊富で整腸作用もあるし、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、タンパク質の代謝にかかせないビタミンB6、それから、余分な塩分を排出してくれるカリウムなど、大切な栄養素が豊富。とっても優秀な食品です。

サツマイモは今が旬。旬の野菜は栄養もさらに豊富です。
美味しさも健康効果も、たっぷりいただきしょう!


What To Eat?
旬の野菜は栄養価も◎!



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