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【キャリア理論勉強会】キャリアに目標はいらない?!偶然の活かし方を話し合ってみた♯038

私が30歳の頃、プライベートで想定外の出来事が重なり
「なかなか自分が望むように歩めない。」
「将来が不確実。この先の仕事や生活の道筋が描けない。」と悶々としていたときに、救ってくれたキャリアの理論があります。

それは、クランボルツの「計画的偶発性理論」
"個人のキャリアの8割は予想しない偶然の出来事によって決定される"という理論で、キャリアの転機に活用できると言われています。
そして、偶然をチャンスとして活かすためには
①好奇心②持続性③柔軟性④楽観性⑤冒険心
といった5つの行動スキルが大事だと言います。

この理論に出会い、「目標は必ずしも立てなくても良いんだ」と割り切ることができ、更にコントロール不能な出来事に遭遇した時も、自分の将来像に過度に縛られることなく、目の前の縁を活かしていくことに集中できるようになりました。

プライベートで何があったかは、こちらのnoteに書いているので、ここでは詳細を割愛しますが、夫の転勤で、この8年間、各地を転々としていました。自分が「転勤妻」という当事者になって感じるキャリアの悶々とした思いを、子育て世代のキャリア支援、ウェルビーイング向上という切り口で、引越しする先々でイベントを開催し続けていました。

そんな私は、去年、地元に戻ってきて、実家のアトツギ仕事をしていますが、複業としてこれまでやってきた活動を深めてみたいと思い、国家資格のキャリアコンサルタントの勉強をしています。(7月受験予定!)

さらに、私が今参加している子育て世代を中心に100人以上が活動している子連れMBAというコミュニティで声をかけてもらい、キャリコン資格者の仲間と一緒に「キャリア理論勉強会」の企画運営を始めました。

「第一回、何を取り上げようか」となったとき、子育て、介護、転勤、さまざまなライフイベントを抱え、VUCAの時代を生きる同世代のメンバーにも、この理論を知ってもらうことで、身軽に生きる糧になるのでは、と思い、この理論をを取り上げました。

さて、前置きが長くなりましたが、今回はこの勉強会の話。
今回、勉強会に参加してくれたのは、会社員、フリーランス、経歴も多様なメンバー。
それぞれの立場で、この理論が当てはまると思ったエピソードを出しあいました。みんな、行動力が凄まじく、偶然の出来事をチャンスとして活かした出来事を沢山シェア。

・「おもしろそう」「自分もできるかも」「やってみたい」という気持ちに正直に、はじめの一歩を踏み出してみること

・制約を取っ払ってみること

・転勤異動など自分ではコントロール不能な出来事も前向きに捉え、それに向けて仕込んでいくこと

などなど沢山、気づきが得られましたが、
実際の体験談を本人から聞くことで、理論を学ぶだけでは得られない、刺激や勇気をもらえたことが何よりの収穫でした。

クランボルツが大事だと言うこの
①好奇心②持続性③柔軟性④楽観性⑤冒険心
自分の周りにこのような行動スキルを持つ仲間を持つことで、自分の行動も促してくれるということにも気が付きました。

実際、かつて所属していた組織では
なんでもかんでも
「できません」「無理です」「前例がないのでちょっと・・・」
とできない理由から始まり、
周囲の文句ばっかり言ってる人たちに囲まれていたときは、自分も同じように愚痴ばっかり言っていて、何事も悲観的に捉え、狭い枠のなかに縮こまっていました。

自分にはクランボルツが言う5つの行動スキルは持ち合わせていないと思う方は、実践している人を見つけることから始めてみるといいのかもしれません。

ちなみに子連れMBAでは、メンバーが、勉強会や読書会、様々な企画を運営しています。ご興味ある方は、月1000円で色々な活動、情報にふれられる子連れMBAのコミュニティに入ってみてくださいね。
なお、キャリア理論勉強会は、コミュニティ内で毎月1回開催予定です。

最後、宣伝のようになってしまいましたが・・・^^;
来月以降も、このキャリア理論勉強会、内容を深めていきたいと思います。


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