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着映えと姿勢

今年の3月に受けた人間ドックの結果にショックを受けました。

胃部レントゲンの結果欄に、背骨の湾曲と猫背が指摘されていたからです(胃の検査なのに、姿勢について言及されていたことも驚きでした)。
どちらも自覚はあり、だからYouTube動画を見て矯正のためのエクササイズもしてました。
でも、さすがに健康診断で指摘されると、その“事実”としてのインパクトは、自覚のそれとは格段の差! 今まで以上に対策熱もアップ!

といっても、やっぱりYouTube動画を見る程度なんですが、そう思っていたら、猫背の矯正など、効果の高い動画が次々とホーム画面に上がってくるようになりました。
それで、あれこれ試すうちに、たった一回でもかなり効果を確認できるものに出会い、前肩がかなり解消され、肩甲骨も以前に比べたらほぐれてきて、と姿勢が改善されてきました。

そして、なんと、想像もしていなかったことが! 数年来着ている白シャツの着映えがアップしたのです!

このシャツは、身頃にダーツが、前と後ろの左右に2本ずつ、計8本入っています。つまり、ウエスト辺りがシェイプされたデザイン。だからサイズが合っていればマネキンのボディのようにウエストがシュッとくびれた、とてもきれいなシルエットになるはず。

で、実際にどういう着こなしになっていたかというと、つい先日までは、肩幅と袖丈はあつらえたようにぴったり。でも残念なことに胴回りは微妙にボタンがはじけそう(!)、薄い生地なので、ウエスト辺りの前立て部分の生地がつってる感じの、まったく麗しくない状態。

それでもジャケットを羽織ったり何とか誤魔化して着てましたが、「もっとウエストを絞り込まないと素敵に着こなすのはムリ?」と半分諦めていました。

そして、先日、久しぶりに“きちんと感”を演出したい用事があったのでこのシャツに腕を通したところ、なんと、ウエスト周りに隙間ができていたのです! 体重は減ってないので、考えられる理由は、そう、姿勢が良くなったこと!

それで、納得したことがあります。
最近流行のサイズも何もないようなガボッとしたシャツの類は別として、このシャツのように身体のシルエットに沿うように仕立てられている服は、マネキンのような理想的な姿勢を元にパターンが作られてわけですよね?
だから猫背で背骨が湾曲したボディがそれを着たら、想定外の皺が寄ったり、ボタンが閉まらなかったり、おかしなことになるわけです。

実は、もう一着、ボタンが閉まらなかったジャケットがありました(笑)。
ZOZOTOWNで試着せずに購入した、DKNYの黒いジャケット。オフィス仕様のごくシンプルな一つボタンのジャケットで、スカートでもパンツでも合わせやすくきちんと見えるので重宝していました。
が、サイズがぎりぎりで、ある時ボタンが閉まらなくなってしまいました…。でも、職場で羽織っておくには支障なくサマになるので気にもしていなかったのですが、よりによって「大人のビジネスマナー」研修に参加した時にそれを着用していたのです。その時の手持ちの中で、デザイン的にはこのジャケットが一番“ビジネスマナー”に適っていたので。
ところが、研修中に二人一組で相手の服装をチェックする場面があり、相手の女性に「上着のボタンを留めてください」としっかり指摘されてしまいました。「すみません、きつくて留まらないので…」と答えた時のバツの悪さと恥ずかしさといったら、ねえ?

そのいわくつきのジャケットも、今やきちんとボタンが留まるようになりました、ハレルヤ!

と、言葉で説明してもなかなかイメージが湧きづらいと思いますが、使用前・使用後の写真も撮ってなかったのご欄入れることができなくて残念です。

そういうわけで、お手持ちの服の着映えがもうひとつ!という時に、背筋を伸ばす、猫背を解消するなど姿勢の改善をされると、健康度がアップする上にお洋服の着映えもアップする可能性大なので、是非、お試しくださいませ♪

冒頭の写真はUnsplashBundo Kimさんによる撮影です。Thank you so much!

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