毎年冬に行なっている近くのゆず収穫。今年も参加してきました。

いつもたくさんの実をつけてくれる木です。

手で取れるところは背伸びして、高いところは脚立を使って収穫します。

柚子の木で手強いのは、長くて固くて鋭いトゲ。数センチもあるのがあちこちに出ています。

分厚い手袋をして臨みますが、それでも毎度、プスっとやってしまい「痛ッ！」となります。気をつけていても、繁った枝葉の奥の方にある実を採るときとかにどうしても。今回は左手の甲を刺して腫らせてしまいました😢

それでも、収穫は楽しいですね。穏やかに晴れた日、脚立に上って少し高い位置からあたりを見回すのはいいものです。

いつも通りたくさん実が採れて、お土産をいただいてきました。

柚子は酸っぱいのでみかんのようにそのまま食べることはできません。砂糖と一緒に煮てジャムにしたり、鍋のたれとしてしょう油に混ぜたりするのが私の主な使い方です。

あと、もうひとつ。

冬のラン、特に夕方のロング走は、いくら体が熱を生んでも手足の指や耳がジンジンと冷たくなります。北風がビュウッと吹いてる日だとなおさらです。

そんなとき、お風呂に柚子の実を入れて「ゆず風呂（ゆず湯）」にします。昔から、冬至の風習とされてきたようですね。

レモンのように酸っぱい柚子が、ふしぎなことにお湯へ浸けると甘くて優しい香りを出します。

ゆず風呂には、リラックス効果とビタミンCによる美肌効果があるそうです。私もリラックス効果はすごく感じます。ラン後にふぅっと落ち着いて湯船に浸かるのはとても安らぎます。

肌をスベスベにする効果もあるような気はしますが、柚子の強い酸味のせいか、傷にはズキンと沁みます。ロング走をすると、ウェアが擦れて肌荒れになることがあります。そんな部位をケアしようと柚子のエキスを塗り込んだりすると、逆効果でヒリヒリヒリッ！と痛くなってしまいます。ゆず風呂を試してみようという方がいたら、ご注意を。