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映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が観たい

『トップガン』の新作、評判がいいみたいですね。大スクリーンで観たらすごい迫力なんだろうなと興味がわきます。でも今、もうひとつ観たい映画があります。アイルランドのミュージシャン、シェイン・マガウアンをテーマにしたドキュメンタリー『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』です。

ザ・ポーグス(The Pogues)のフロントマンと言えば、わかる方もいるでしょうか。ポーグスは、ケルト音楽とパンクを融合させたと言われる「知る人ぞ知る」バンド。そしてシェインは、ひとことで表すなら「酔いどれ詩人」でしょうか。上のリンク先を読んでいただくのが一番わかりやすいでしょう。

この映画の製作は、長年の友人だというジョニー・デップ。この交友関係も、私にとっては意外な反面「あぁ。なるほど」と納得するところがありました。

私はポーグスの曲では比較的聴きやすい曲、おとなしめの曲が好きです。ゴリゴリのファンとは言えないかもしれません。でも、いい曲はほんとにいいんです。

代表曲のひとつは、英語圏では結構知られたクリスマスソングである『Fairytale Of New York』。ハッピーな内容ではありません。やるせなく、酔いどれで、でも暗さはなく、美しいメロディとケルトっぽさが絶妙に混ざり合った名曲です。

もうひとつ私が大好きなのは、『Fiesta』。気だるげなサックスで始まる曲が、イントロが終わると一気に疾走します。ポーグスの陽気なパンクっぽさを感じられる曲です。

この記事を書きながら2曲とも聴きましたが、やはりいいですね、ポーグスのオリジナルアルバム5枚がセットになったものが、Amazonで手頃な価格で販売されていました。ご興味のある方はチェックしてみてください。

ポーグスは日本ではメジャーなバンドとは言えませんが、映画が公開されるぐらいですから熱心なファンが少なからずいるのでしょう。竹原ピストルさんは『マスター、ポーグスかけてくれ』という曲を作っています。これも酔いどれなダメっぷりを歌い上げた佳曲です。

自分が観にいくなら、やはり『シェイン』かな。この記事を書くうちに、どんどんそう感じるようになりました。ミニシアターでの上映なので、まずは場所と日取りを確認します。

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