文句の流儀(?)

現在の勤務校で最近、緊急の連絡が届いていないことが2回続いた。
非常勤講師の立場からすれば、そういったことが1回でもあるだけ問題になることがあるのに、2回続いたのは甚だしい。
かといって、相手が悪いと決めつけて、キツイことをばかり言っても人間関係に支障をきたすばかり。

「文句を言うなら代案を出す」

これに尽きる。

ここからは手前味噌な話。
先の連絡が行き届いていない件について、現在の勤務校では非常勤の先生からのクレームで揉めたことが、以前はしばしば合ったようだ。
そうとは知らず、私は代案を出すという形で、学校上層部に言いたいことを言わせていただいた。

私:緊急のお知らせが非常勤の先生に届いてなかったんですけどね。

A教頭:えっ、そうなの?

私:差し出がましい提案になりますが、〇〇という方法を使っていただけると、確実に非常勤の先生方に情報が伝わりやすいかと思いますけど・・・いかがでしょうか?

B教頭:あ、だったら●●で連絡してるよ〜。

私:そうなんですか?!初めて聞きました。

B教頭:え、知らなかった?

私:はい。ただ、そのことを存じ上げない非常勤の先生は私だけじゃないと思いますよ。

A教頭:それだったら、教務担当の□□君に言っておかないといけないね。

私:差し出がましいことを言ってすみませんでしたが、よろしくお願いします。

A教頭:ありがとうな。

私:こちらこそありがとうございます。

私としては文句という意味をこめてたんだけど、きつい言い方にならないように気をつけたことと、前向きに考える姿勢で代案を出した。
それでなのか、管理職からは好意的に捉えていただいた次第。
しかも「ありがとう」と言われたことに対して、逆に私の方こそ感謝。

文句を言った相手から、後に感謝される。

これがアサーションというやつなのだろうか。

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