見出し画像

『自分』のために過ごすこと。

私は昔から外面がいい子供だった。
外面がいいというと語弊があるかもしれないが、とにかく愛嬌が良い子供だった。

◾︎いつもにこにこ笑顔で
◾︎口癖は「ありがとうございます」
◾︎無意識に相手の喜ぶ言葉や振る舞いをする

それが自然とできる人だった。
きっとそれは両親の教えや、営業職の家族を見て育つ中で、自然と身についたのだろう。

別にそれ自体は悪いことではない。
相手もいい気持ちになって、自分も好印象を抱かれるなら、ウィン・ウィンの関係だと思う。 

ただたまに、心にヘドロが溜まったような、なんとも言えない気持ち悪さや疲れを感じることがある。

「本当の私は何なんだろう?」

今の私の笑顔は作り物?本心?
今の私は素直な気持ちを話してる?
それとも相手の顔色を見て話してる?

自分で自分がわからなくなってきた時、それがきっと、私の心の限界だと思うようになった。

そのとき私は『1人時間』を過ごすようにしている。誰のためでもない、私だけの時間。

例えば、下記の記事にあるような、柔らかくて可愛いイラストをボーッと読んだり。

ちょっと美味しい紅茶を入れて、ほっと一息ついたり。
はたまた、カフェ開拓など散歩をしたり。

誰にも会わず、気が向くままに好きなことをする。その時間が何よりも大切で、自分を整えるのに必要なのだ。

人と過ごすことは好き。
孤独が好きな訳では無い。
でもずっと一緒にいるのは疲れてしまう。

天邪鬼な私だけれど、これを理解してくれる人はいるだろうか?

適度な距離感は人それぞれで、きっと、似てる人に出会える確率はそう高くは無いのだろう。

それでも実際、出会えたことはあるし
この世界のどこかにきっと居るのだろう。

もし分かち合える人がいるなら、聞いてみたいと思う。
「素でいられる時間、大切じゃない?」
「心がしんどくなることない?」ってね。

この記事が参加している募集

休日のすごし方

私のコーヒー時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?